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GoPro導入してみた、って話

 お久しぶりです&新年度初更新となります、小波津セイイチです。新年度初とか言いつつ既に5月なわけですが…。

 先日、半年以上ぶりとなる釣り関連の動画をYouTubeチャンネルへアップしたのですが、心機一転して動画投稿を再開した背景にはとある“機材”の導入がありました。

 そんなわけで今回は、動画投稿再開のモチベーションに繋がったNew撮影機材『GoPro』についてのお話です。

GoPro導入しました

『GoPro HERO8 Black』導入


GoPro HERO8 Black

 早速ですが、新年度一発目の機材拡充としてアクションカメラ『GoPro HERO8 Black』を導入してみました。
 現行の最新モデルが同“HERO12”なので、詳しい人はお分かりかと思いますが中古での購入です。

 ご存じの通り(?)自分はちょいちょい実写の釣り動画をアップしているのですが、今まではiPhoneで撮影していたので、それの置き換え目的での導入となります。
 画質的にはiPhoneでも十分だったのですが、画質以外の利便性的な部分で不満が多くあったんですよね。まあその辺は後程詳しく説明します。

 中古ということで外箱等は付属しなかったし本体も美品ではないですが、その分相場より安かったし予備バッテリーや充電器は付いていたので個人的には満足です。
 外箱はリセールを考えなければ必要ない(っていうか旧式のHERO8だし買い替える頃には二束三文の価値しかないだろうからリセールを考慮するする程ではない)ですし、どうせアウトドア使用で傷は付くんだから美品である必要もないですし、安けりゃそれでヨシ!

 なお、GoProと言えば毎年新モデルが出るので、中古だとiPhoneばりに選択肢があるのですが、今回HERO8を選んだのは“フレームレス構造でバッテリー交換が容易なモデルの内、HERO8が最も古く中古価格がこなれていた”為。
 HERO7以前だとマウントする際に別途シュラウドを被せる必要がある為、撮影しながらのバッテリーやMicroSDの交換が少々面倒ですし、HERO9以降は中古価格が2万超えちゃってお得感が薄いんですよね。
 HERO9からは前面ディスプレイでプレビューが出来るようになっていて自撮りしやすいんですが、そもそも自撮りしないから関係ナシ!

まずはアクセサリー買い足し

 中古ということで多少のアクセサリーも付属していましたが、それでも足りないものが幾つかあったので買い足しました。

  • MicroSDカード

  • 保護フィルム

  • キャリングケース

 買い足したのはこの三つですね。

KIOXIA MicroSDカード
KIOXIA製128GB MicroSDカード。

 まず、GoProはMicroSDカードが入ってないとそもそも録画が出来ないので“KIOXIA”の128GBのものを購入。UHSスピードクラス1ということで4K録画には心許ないですが、どうせFull HD録画しかしないし、レビュー見たら4Kも普通に録画出来そうだし、旧東芝だし、なにより安いのでコレを選びました。

 保護フィルムはタッチ感度落ちて欲しくなかったので背面のモニターには貼らず、レンズ側のみ“PDA工房”の製品を使用。

Amazon Basic GoProケース。

 ケースは“Amazon Basic”の¥1,000ぐらいのやつ。デフォルトだとシュラウド無しのHERO8にはガバガバなので、スポンジを良い感じに切り出して固定出来るようにしてます。
 下の画像だとGoPro本体とバッテリーしか収納していませんが、現在は本体とバッテリー以外に充電器とUSBケーブル2本も入れてます。

スポンジを良い感じに切り出してみた。

ちなみにヤフオクで購入

 ちなみに、なんで急にGoProなんか買ったのかと言うと、『Yahoo!オークション』でMAX ¥2500引きになるクーポンがあったからです。つまりヤフオクにて購入。

 最初はFender Japanのストラトをジャンクで探すも普通に予算オーバーの為断念、続いて愛用しているテレキャス用のピックアップに狙いを変更するもこちらも予算オーバーし断念、こうなったらギターから離れようと思い、音楽以外の活動で必要かつヤフオクで買うとイイ感じでかつクーポンの有効期限内で落札出来そうなものを検討した結果、今回のGoPro購入という結論に至りました。
 他の候補としては釣り用のリール(SHIMANO ヴァンフォード2000SHG)や配信用機材“Stream Deck”なんかがありましたが、いずれもヤフオクの価格にちょっと足せば新品が買えそうだったのでお得感が無く却下となりました。

GoProのここが良い!

その1.スマホがフリーになる

 個人的に最も恩恵を感じる部分がこちら、撮影に使っていたスマホ(iPhone)がフリーになるという点。

 今まではメイン端末として使っているiPhoneをそのままカメラ代わりに使用していたので、撮影中はSNSやLINEが確認出来ず結構不便だったんですよね。幸いにして動画撮影中に緊急の連絡が掛かってきた事は無かったので今までは運良くセーフでしたが…。

 あと、釣り動画の撮影に焦点を絞ると、iPhoneをカメラとして使うことによってGoogleドキュメントに保存している台本的なやーつを撮影中は確認出来なかったり、時間や潮位の確認や釣れた魚の写真を撮る為には録画を止める必要があったりと、とにかく不便が多かったんです。
 なによりiPhoneをスマホとして使う為にハーネスから取り外したり、あるいは画面を見る為にハーネスのマウント角度をずらしてしまうと、撮影再開時にマウントの角度を調整し直す必要もあってとにかく面倒of面倒だったんですよね。

 塵も積もればなんとやらということで、これらの細かい面倒ごとが減るだけでもQoL(?)爆上がりですし、個人的にはこれだけでも買った価値があります。

その2.画角調整が楽

 iPhone時代は画角調整が結構“カン”に頼る部分があり、やたらとカメラが下向きになっちゃう事が多々ありました(この動画の最初の方とか)。
自分は持病の影響で首が固まってしまっていて下を向くにも限界があるので、胸にマウントしてしまったら最後、iPhoneの画面は勿論のこと端末の外装すら視界に収める事が出来ません。なので、手の感触を頼りにほぼ運任せで調整していたんですよね…www

 対するGoProですが、『GoPro Quick』というアプリを使用してスマホとGoProを接続することでスマホ上にてGoProの映像プレビューや操作が出来る為、それのお陰で画角の調整が凄く楽です。
 ハーネスへのGoPro着脱は相変わらずノールックで手探りですが、一度装着してしまえば録画開始やプリセットの変更までもアプリ側で出来るので助かります。

 GoPro Quickはプレビュー機能やGoPro本体の遠隔操作が最大の魅力だと思いますが、GoProで撮影した映像の確認及び簡単な切り抜き編集や、それらをスマホに送ることも簡単に出来るので、例えば魚が釣れた時にリアルタイムでSNSにアップしたいようなシチュエーションでも重宝しますね。

GoProのここがダメ…

その1.電池持ちが悪い

 中古で入手した故に電池が劣化している可能性も大いにあるので何とも言えませんが、バッテリー持ちはそこまで良くないかもしれません
 1080p/60FPSで撮影かつスマホとの連携も行っているので電力消費が激しい使い方というのもあるかもしれませんが、40分程度でバッテリー残量が一桁を切ってしまったので、仮に新品のバッテリーにしても1時間ちょっと使えれば良い方かな、という印象です。

 多摩川での短時間釣行の際は手持ちのバッテリー二つで十分足りましたが、友人達と連れ立って丸一日釣りをするような状況だと全然足りませんでした。丸一日使った時は途中からモバイルバッテリー給電でしたね。

 まあバッテリー自体はそんなに高いものでもない上に社外品も多く発売しているので買い足し&買い替えしてもいいですし、上述の通りモバイルバッテリーからUSB-Cで給電する事も出来るので、実際のところはそこまで致命的な欠点ではなさそうかな?
 ただ、水辺でバッテリー交換とか細かい作業するのはちょっと怖いですね…。

 あと、自分は基本的にiPhoneからGoPro Quick経由でGoProを操作するので、GoProだけでなくスマホの電池消費も気にする必要がありました
 結局GoProとiPhoneをモバイルバッテリーで交互に充電しながら凌ぎましたが、その点は少々面倒でした。
 自分みたいに首が動かない方以外はGoPro本体のボタンで録画操作をするのが無難かもしれませんねwww

その2.かなり発熱する

 GoPro、思ってたより発熱が凄いです。
 気温20度前後で1時間ちょっとの連続使用であっても結構ちゃんと本体が熱くなってました。
 ただ、気温25度前後で丸一日使った際は発熱こそすれど問題なく録画出来ていたので、その程度の外気温であればそこまで気にしなくても大丈夫かもです。

 一方で、例えばiPhoneの場合だと真夏の炎天下で撮影した時は10分も経たずにオーバーヒートして止まってしまいましたが、GoProも同じような環境なら同じぐらいの時間でオーバーヒートしてしまいそうな加熱の仕方だとも感じました。
 一応、ここ最近何回か使った範囲では熱による撮影への不具合は発生しませんでしたが、オーバーヒート直前まで加熱してしまうと映像の乱れとかも出ちゃうかもしれませんね。

 まあ結局のところ熱に関しては実際に炎天下で運用するまで何とも言えないですが、現段階では「真夏はトラブりそうな加熱の仕方」だな、という印象です。

その3.映像が暗い

 日影になっている部分や夜間の撮影が暗すぎて見え辛いということはないので、正確には“暗い”と言うより“青い”の方が表現として近いかもしれませんが、暗めの印象を受ける独特の画になる気がしました。
 これは欠点と言うより“特徴”と言うのが正しいかもしれませんし、もしかしたらGoPro側の設定で解消出来るかもしれませんが、iPhoneの映像に慣れた身としては違和感を覚えた部分なので一応書かせて頂きました。

 橋下などの日影となる環境で撮影した時に特に“青さ”を感じたので、自動的にそこに合う色調に補正された部分もあるのかもしれません。
 あと、もしかしたらレンズに保護フィルムを貼っているのも影響あるかも?誤差の範囲内かもしれませんが、多かれ少なかれ光の透過を阻害してはいるでしょうし。

実際に使ってみた

 そんな感じで4月の初頭に手元に届いて以来、2回程釣りの撮影に持ち出してみました。
 一回目は近所の多摩川でのシーバス釣り(もちろんボウズ)、もう一回は4月末の『すそのフィッシングパーク』釣行with友人達です。

 初投入となる多摩川シーバスは複数回の釣行を1本の動画に纏める予定なのでまだ動画として投稿はしていませんが、すそのフィッシングパークの釣行に関しては数日前にYouTubeへ投稿しています。
 iPhoneからGoProへの乗り換えを検討している方は、過去の動画と“すその”の動画を見比べて頂けると画質や画角の広さの違いが良く分かるかと思いますので、良かったら参考にしてみて下さい。

 ちなみに、実は初回の多摩川釣行では時々映像の乱れが発生していたんですね。それで「ん?」と思っていたのですが、すその釣行ではそんなことは起きませんでした。
 もしかしたら前オーナーさんが暫く動作させず保管していたとかで、多摩川の際は久々の稼働となった影響で少し調子が悪かったのかもしれませんね。

まとめ

 上記のレビュー、特に「GoProのここがダメ…」に関しては中古品を使用している部分も留意し、参考程度に見て頂ければ幸いです。もしかしたら内部の劣化で上記の状況を引き起こしている可能性もゼロではないですからね。

 ちなみに肝心の画質や音質に関してですが、現状特に不満はないです。
 まず映像に関しては画の印象が違ったり画角が広かったりで、iPhoneと異なる部分が多く現状まだ違和感こそ感じていますが、客観的に画質を評価するなら特に問題はありません。iPhoneより解像度が高いとは思わないですが、悪いとも感じないです。
 そして音質も特に問題はないかな。音の聴き比べをしていないので何とも言えませんが、現状撮影した映像の音声に対して不満を覚えた事はありません。

 そして今回導入した機種であるHERO8 BLACKにも不満はありませんが、やっぱり公式サイトとかで最新機種(HERO12)を見ているとそっちも欲しくなっちゃいますねwww
 HERO12(というかHERO9以降)はカメラの保護レンズが交換できるのでわざわざ別途保護フィルムを貼る必要もありませんし、バッテリーも新型になってて電池持ちも改善してそうなんですよね。

 そんな感じでGoPro導入報告でした。
 なんだかんだ言いつつGoProには満足していますし、何より動画制作意欲もマシマシになるので、アウトドア系の動画を作りたい方は買って損はないと思いますよ!
 自分は中古のHERO8で全然満足してますし、機能の差を考慮しつつ中古品を狙ってみるのもかなりオススメ。
 あと、最近は対抗馬として『Insta360』なんかも出てきてますし、アクションカメラ商戦はまだまだアツいですね。

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