ビタミンD欠乏の原因と予防について、研修医齋藤先生が発表してくれました!
毎週水曜日は総合診療内科と救急科合同の「総救カンファ」です。
重症入院患者への対応、救急搬送患者の入院対応など、日々の診療の中で救急科と連携する場面は多く、一緒に学んでいます。
また、当院のプライマリケアを重視した臨床研修で、研修医が多くの時間を過ごすのが総合診療内科と救急科であり、教育の場としても重要な位置づけになっています。
今回の総救カンファでは、総診ローテート中の研修医齋藤先生がビタミンD欠乏という渋いテーマで発表してくれました。
低Ca血症の原因精査でビタミンD欠乏の診断に至った症例から、ビタミンD欠乏の原因と予防について、UpToDateやNEJMのreview、厚生労働省の食事摂取基準、日本の日照曝露とビタミンD産生に関する論文などからまとめてくれました。
北緯35°ライン
浜松は34.4°とほぼライン上です!
冬だとビタミンD産生に必要な日照曝露を確保するのはなかなか大変なようです。
20μg/日は相当厳しいですね・・・
よく調べてまとめてあり、またわかりやすい構成になっていて良い発表でした。お疲れさまでした!
当科では研修医が臨床疑問に対して自ら根拠を調べて解決する力を身につけられるよう、日々の診療から指導を行っています。