穏やかに晴れますように
天気予報を見ていると、ときどき、天気予報士の方が「明日は穏やかに晴れるでしょう」と言っているのを聞くことがある。
その度に、なんと優しい言葉なんだろうと思う。穏やかに晴れるではなく、晴れるでしょう。しかも明日。あしたではなく、あす。
すぐそこまでやってきていて、今にも窓を叩こうとしている未来が、優しく私を待ち受けてくれていることを感じられるような、そんな言い回し。
まるでおまじないみたい。
日々はときどき私にとってとても痛くて、私の心や身体をぐったりと疲弊させたり、容赦なく傷つけたりしてくる。
そして私自身は自分でそれに気がつかないこともあり、あっと思ったときにはもうぼろぼろになっていて、それを調整するために頭が痛くなったり、たまに熱が出たり、しょっちゅう涙が止まらなくなったりする。
そうなると何も手につかなくなってしまうから、そういうのを少しずつ、減らしていけたらいいなと思う。もう少し自分の心や身体の言うことに耳を傾けて、丁寧に向き合えたらいいなあ。
寒くなってきたので、私は少し厚手のカーディガンを引っ張り出して羽織り、靴下を何枚か重ねて履いています。みなさんはいかがでしょうか。あたたかいものを口にして、うまく体調をととのえてくださいね。
穏やかに晴れますように。
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