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つぶやき

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#フランス

「ひとは怒るたびに年老いて、微笑むたびに若返る。」
映画『パリタクシー』のセリフ。

僕が実年齢に比して、なぜかくも年老いているのかがわかった!
怒って怒って怒ってばかりの人生だったからだ。
でも許せなかったんだ。
優しい正義を汚す怠惰な奴らを。

くやみはしない。
頑固爺だ。

西願広望
2週間前
21

映画『パリタクシー』を、アマゾンプライムで観た。
白人高齢者と観光客向けの、すべてにおいて、あざとい映画。
先はぜんぶ読める。「衝撃のラスト」など無い。
ありきたりの大人のおとぎ話。

でも泣いた。泣かされた。
主演のダニー・ブーンとリーヌ・ルノーが素晴らしかったから。
ぐすん。

西願広望
2週間前
15

パリオリンピック。
柔道で、フランスが日本を打ち負かす。
フェンシングで、日本がフランスを打ち負かす。

日仏双方の極右の悲鳴と嗚咽が聞こえてくる。

僕はフランスも日本もどちらも応援してるから、どちらが勝っても気持ちいい。
ざまあみろ。もはや国技もお家芸も存在しないのだ。

西願広望
2か月前
16

「社会の内部にあって、個人は束の間のフィクションにすぎない。」(ミシェル・ウエルベック)

世界は自分が幸福になるために存在すると思ってるひとたちへ。
あなたがいなくても、世界は存在する。

西願広望
6か月前
9

21世紀の日本では、利己心が肯定されている。

19世紀末のフランスの、ブルジョワの植民地主義者が書いた小説を読む。
利己心はゼロではないが、さほど感じられなかった。
むしろ社会を支えるエリートとしての責任感、そして「そもそも人間とは」と力強く生き方(倫理)を語る言葉に共感した。

西願広望
6か月前
10

「バカをバカにして何が悪い。」
(フランス映画『奇人たちの晩餐会』)

「ひとをバカにしてはいけません」と偉そうに仰る道徳の先生以外の全てのひとにオススメの映画。


写真は、レンコンをおろしたものに、ほしあみえびと小麦粉を加え、焼いたもの。創作レシピ。ホクホクニヤニヤ、酒の肴。

西願広望
7か月前
8

「女性に自由意思があることを認めないと、愛から詩が失われます。」 19世紀のフランスの小説を読んでいたら、上のような文章にぶつかった。 なかなか意味深である。 写真はカリフラワー。フライパンでちょっと蒸して、それから焼いて。 味付けは、オリーブオイルとお塩で。 ほろ苦く、甘い。

「醜さは、時とともに消えることはないという点で、美しさにまさる。」
(セルジュ・ゲンズブール)


もう、この不良オヤジ!
いじわるなんだから!!



写真は、今宵の生贄。

西願広望
10か月前
8

「大木をまっすぐにすることよりも、若い苗を曲げることのほうが簡単だ。」(フランスの諺)

つまり、
ひねくれた老人に純真さを取り戻させるのは、難しく、
正義感に満ちた若者をエゴイストの道に誘惑するのは、たやすい、
ということかな。


写真は、オクラのお味噌汁。

西願広望
11か月前
8

若者は足が速いが、老人は道を知っている。
―アフリカのことわざ

若者は美しいが、老人は偉大だ。
―ヴィクトル・ユゴー

昔はそうだったのかも。
―西願

西願広望
11か月前
8

フランスでは、日本ほどゴシップは話題にならない。
歌手はうまく歌い、俳優はうまい演技をすればよいだけだ。
おそらくフランス人は自分たちの恋愛に忙しいのだろう。
だから他人の色恋沙汰に興味などないのだ。

愛のないひとのために、ゴシップはある。


写真は、蓮根と唐辛子の揚げ物。

西願広望
1年前
12

ルイ14世の正妻マントノン夫人、曰はく、
「自己犠牲が、女性の人生の諸問題を解決する」。

しかしルイ14世は、自分の人生が彼女の自己犠牲のおかげだと、気づくことはなかった。

だから、もしも貴女のカレシが貴女の自己犠牲に気づかないのならば、彼はルイ14世みたいというわけだ。

西願広望
1年前
6

フランスの諺。「ムクドリは痩せている、何故なら群れを成しているから。」

こんなふうにも言いかえられるかな。「ブロイラーは太っている、何故なら飼われているから。」


写真は、鶏のムネ肉のカツ。薄く切って叩いてマリネして衣つけて揚げ焼き。フランスではムネがモモよりも高価。

西願広望
1年前
4

フランスの諺。「人生の学校に夏休みはない。」 いつでも、いつまでも学べるというのは、良いことなのか、悪いことなのか。 写真は今晩の酒のツマミですが、こうして見るとウルトラセブンに登場する宇宙人みたいですね。