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アローラ産ギャラドスたちのリボン集め

役割論理には5世代サンプル2という、ラティオス/ギャラドス/バンギラス/ヘラクロス/ヒードラン/ナットレイで構成された有名なパーティが存在する。その名の通り5世代(BW/BW2)で考案されたものの、6世代(XY/ORAS)、7世代(SM/USUM)でも(技や持ち物等の僅かな変更だけで)そのまま通用し、6,7世代何れにおいてもレート2000や2100を輩出した極めて優れた構築であった。

しかし8世代(剣盾)以降は1作品でその6匹が全て登場するとは限らなくなり、また仮に登場したとしても、様々な変化によって通用しなくなっている。
例えば、ヘラクロスはメガシンカ没収により耐久不足で、そして論理の王と呼ばれたラティオスも剣盾ではスペックこそ高いもののシステムや環境に合わないということで落第した。9世代(SV)にはナットレイが登場しておらず、ヒードランが落第すべきかどうか議論されるに至った。3世代に渡り長く活躍したパーティであるが、その寿命は尽きたと言えるであろう。

本稿では、その6匹に対し、可能な限りリボンを沢山付け、引退の花道としたい(ギャラドスとバンギラスはまだ現役だし、特に前者はヤケモン1軍であるが)。今回は事例としてギャラドスのみ取り上げる。


リボンを集め終わったギャラドス

剣盾で得られるリボン

剣盾では6匹全員が登場しているので、全員がリボンを取ることが出来るが、登場しているリボンの種類は少ない。

剣盾固有のリボンはガラルチャンプリボンで、これは入手が簡単。

マスタータワーリボンはBDSPでも取れるがこちらの方が楽。スカーフテテフ+黒バドレックスでダブルバトルをするのが本当に楽。以下の記事が参考になる。

バドレックスがSに振り切っていないのは控え目スカーフテテフより後に動く為だが、テテフが臆病ならSに振り切っても構わないし、それでも火力不足は感じなかった。バドレックスのエスパー+ゴーストの攻撃範囲だと悪で止まりそうだが、テテフのマジカルシャインで弱点を突ける他、花粉団子もある。テテフはマジカルシャインとシャドーボール以外ほぼ使わない。

他世代でも取れるリボンとしてなかよしリボンとがんばリボンはあるが、あしあとリボンだけは登場していない。マスターランクリボンは剣盾のランクマッチは終了しているのでSVで取るしかない。

BDSPで得られるリボン

ナットレイ以外の5匹がリボンを取れる。曜日リボン7種、コンテストリボン7種、ゴージャスロイヤル系リボン3種、あしあとリボンが(ポケモンホームと相互にポケモンの移動が出来ない過去世代を除いた場合)固有。

曜日リボンは毎日ナギサシティでフミコに話しかけるだけ。1日1つしか手に入らないので、5匹に全てのリボンを付けるには$${7\times5=35}$$日必要。セーブデータが複数あれば短縮可能ではある。

コンテストは下準備として四天王20周、きのみを育てて増やすこと、ふれあい広場に入れる仲良し度最大のポケモン6匹、これらが必要となるが、これさえ終わればポフィンでけづやまで含めてコンディションを上げてからコンテストゲームをするだけ。下準備にはかなり労力が掛かるがそれさえ終われば1匹1匹のリボン集めは短時間で終わる。

四天王20周するのはチャンピオンシールを20個集める為。コンテストではボールデコがビジュアルの評価対象になっているのだが、ポケモンwikiに依るとコンテストの部門を問わずチャンピオンシールが最高得点となっている。

正直、かなり面倒くさいし飽きてくるので四天王20周もせず適当なところで切り上げてコンテストに挑んで構わないと思う(実際私もそうした)。チャンピオンシールが貰えるのは2段階強化されたシロナを倒した時なので、ヒードランイベントまで終わらせておく必要がある。

チャンピオンシールを大量に集めたボールデコ

きのみは町及び町のすぐ隣の道路に埋めるだけでも十分に速く集まる。曜日リボン収集や四天王周回に時間が掛かるので、きのみだけ爆速で量産する必要は無いし、4個のきのみでポフィンを作ると同時に4個ポフィンが出来るので、貴重なきのみの個数が足りなくなることもない。一応、以下の記事では貴重なきのみを使わないレシピを紹介しているが、ノワキ、シーヤ、カイス、ドリ、ベリブの実はふれあい広場で歩いてポケモンに定期的に話しかけるだけで集まるので、それらを使ってポフィンを作っても特に手間は増えない。これらのきのみを使うとポフィンのなめらかさは15に上がってしまうが、レベル70~80程度のポフィンになり、必要な個数は減るも全てのコンディションを最大に出来ることには変わりない。けづや以外が最大になったら後は適当にまずいポフィンでも作って食わせておけば良い。

その記事にあるように、もっと貴重なきのみを使えばもっとレベルの高いポフィンが作れるらしいが、それは必要な労力が増え過ぎる。仲良し度(なつき度)最大のポケモンを6匹用意するのはポフィンのなめらかさを下げる為ということは上の記事に書かれている通り。四天王周回に連れ出したり、ふれあい広場で走ってきのみをついでに集めたりすると、仲良し度上げを他の作業と並行で進められる。ふれあい広場で連れ歩けるポケモンの種類は調べておく必要がある。

ポフィン作りは鍋を適切な向き、速度でかき混ぜるだけだが、左右どちらのスティックで操作しても大丈夫で、鍋の内容物の水位やこぼれそう/こげそうというアナウンスから今の速度が適切なのか分かるので、カレーやサンドイッチ作りより多分楽。

尚、コンテストに関しては以下の記事で示されているように、コンディションを完璧に上げずとも(というか全く上げずに)クリアは出来る。そのことを以てその記事の著者はビジュアル部門の配点が低いのではないかと推測しているが、個人的にはそう思わなかった。また、ビジュアル部門で得点を取っていれば、マスターランクでコンテストショー失敗かつベストパフォーマー選出、リボン入手は結構よく起きる。ブリリアント/シャイニング部門挑戦の条件はリボン獲得だけなので、マスターランクだけはコンテストショー成功が必要とされない。

ビジュアル部門で稼いでいればダンスは兎も角、技部門で稼げなくても勝てるという一例がこちら(チャンピオンシール集めが終わってないのでビジュアル部門も完璧ではないが)。ブリリアント/シャイニング部門はビジュアルで満点を取るのが恐らくそもそも不可能。技部門はコンボの4連目、かつ技のタイプが連続だと満点になるようだが、NPCの行動が運ゲーな以上狙って満点を取るのは無理。

ベストパフォーマーになると、ブリリアント/シャイニング部門以外であれば写真が飾られる。

ゴージャスロイヤル系リボンはお金で買う。金策はバトルサーチャー以上に台座→わざマシン売りの方が効率が良い。台座転売は日によって可能か否か、効率性が異なってはくる。

あしあとリボンは貰える条件が複雑だが、アローラでレベル100になっていたポケモンをそのまま連れてきてそのまま貰えた。

レジェンドアルセウスで得られるリボン

ギャラドス、ヘラクロス、ヒードランをヒスイ地方に送り、写真屋で写真を撮るだけ。

SVで得られるリボン

碧の仮面時点ではギャラドス、バンギラス、ヘラクロス、ヒードランでリボンを取れる。パルデアチャンプリボンは学校最強大会で勝つだけ。問題はマスターランクリボン。取り敢えずレンタルパーティでマスターランクまで上がり、その後にリボンで付けたいポケモンを入れたパーティで1勝を狙う。ギャラドスとバンギラスはサンプルヤーティ(ヤーガヤャラカイナ軸)に入っているので同じポケモンを自分で用意すれば良いだけだが、ヘラクロスやヒードランは無理矢理1枠空けて突っ込まなければならないので少し辛い。マスターランクではいくら負けてもマスターランクから落とされないので、負けて順位を落としながらリボン集めしていきましょう。1勝でもすればok。

尚、対応するレンタルパーティ(N565YJ)はヒスイヌメルゴンのテラスが飛行ではなくドラゴンだったり、ギャラドスの努力値がH244 B12ではなくH252 B4だったり、サンプルヤーティとは若干違いがある。ただヒスイヌメルゴンで飛行テラスしたい場面は特に無かったし、ドラゴンテラスで火力上げ、炎オーガポンの処理が出来るようになるメリットの方が大きいと感じた。それ以外だとギャラドスしか相手の炎オーガポンに役割持てないので。ただ、オーガポンが馬鹿力ではなくタネマシンガン採用だったのは使い難かった。USUMと違ってボーマンダ+カバルドンの組み合わせを使う相手がいないので、バンギラスの冷凍パンチは不要で、けたぐりはかなり使用頻度が高く、採用されているのも納得。テツノカイナはゴツゴツメットよりもブーストエナジーの方がサーフゴーへの打点を考えて有用な気もするが、まだよく分からない。

藍の円盤配信後はラティオスもポケモンSVに連れていけるようになった。鋼テラスで上記のパーティにドータクンの代わりに採用するなり、ギャラドス/テツノカイナ/カビゴン/ラティオス/サーフゴー/炎オーガポンの並びがL3FJJSで公開されているので、そのレンタルヤーティを参考にするなり。個人的にはオーガポンは叩き落とすよりじゃれつく、ラティオスはテラバーストよりシャドーボールの方が好み。ギャラドスのフェアリーテラス、テラバースト採用は連撃ウーラオス対面での攻撃手段が増えるのでなかなか良かった。


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