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本の販売/自費出版のあれやこれや#08

今回は「本の販売」について。
自費出版というと、100部くらい作って知り合いに配る…というイメージがあるかもしれませんが、一般に向け販売することも可能です。
ISBNコードというものを申請してバーコードをつければ書店での販売、インターネット書店での販売ができます。

ISBNとはInternational Standard Book Numberの略称で日本語にすると国際標準図書番号。つまりISBNコードとは本を特定するための世界共通の13ケタの番号です。2006年12月までは10ケタの番号だったのですが、番号が足りなくなったため頭に「978」をつけて13ケタになりました。これらの番号には下記のようにちゃんと意味があるんです。
チェック数字とは入力された数字が間違っていないかを検査するために付ける数字です。決められた計算式によって算出されます。

ISBNコード

Cコード(分類コード)とは本を分類するために出版社が決めるコード。
販売対象は一般、専門、婦人、学参など9つの中から選びます。
発行形態は単行本、文庫本、新書などこちらも9つの中から選びます。
書籍内容は3桁目で大分類、4桁目で中分類を表した表の中からしっくりくるものを選びます。ちなみに上記のコードは「一般・単行本・絵画」という分類です。
ただ、書店ではこのCコードは参考にする程度で、その本の見た目や書店員さんの判断で出版社が意図した棚とは違う棚に並ぶこともあります。

ISBNコードを申請したら本ができあがる前に、取次(本の問屋さん)に書名や著者名、ISBNコード、内容などをお知らせして本の情報を登録してもらいます。そうすれば、書店での販売が可能となります。Amazonで販売するには、個別に登録が必要になります。
小社では、市販を希望される著者の方には、これら販売のための申請・登録作業も含めて制作費としてお見積りさせていただきます。

自費出版について、疑問・質問がありましたら、
http://seifudo.co.jp/contact/index.html
のお問合せフォームよりメールください。ご相談・お見積りは無料です。
ご希望の方には「自費出版ガイドBOOK」をお送りいたします。