本の販売2/自費出版のあれやこれや#09
今回も「本の販売」についてあれやこれや綴ります。
前回紹介したように取次(本の問屋さん)に本の情報を登録しただけでは、お客さんから書店に注文があれば小社に注文がくる…いわば「待ち」の状態です。
全国の書店の店頭に並べてもらうには、取次を通して「新刊委託配本」をします。取次が本の内容などを審査して、配本冊数と配本先を決めます。
配本された本が店頭に並ぶかどうかは、各書店の判断となります。書店は本を仕入れているのではなく、販売を委託されているので、返品することが可能です。悲しいことですが、配本された本の半分近くが返品されているといわれています。
新刊委託を希望される場合は、500部以上作られることをおすすめします。
また、新刊委託はせずに事前に新刊案内FAXやメールを送り、書店から注文をもらうという方法もあります。書店からの注文ですので、店頭に出してもらえます。これも返品の可能性はありますが…。小社ではご希望があればチラシを作成して全国の主要書店などにFAXすることも可能です。
毎日毎日たくさんの本が配本される書店では、店に並ぶことなく返品される本もあるそう。ましてや平積み・面陳(棚に背表紙ではなく、表紙を向けて陳列すること)してもらうのは、かなり至難の業。
小社は書店もやっていますので、自費出版の新刊が出たら若干店長へ圧力をかけて?店頭に出してもらいます。
もちろん自費出版サロンでは平積み・面陳しますよ。
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ご希望の方には「自費出版ガイドBOOK」をお送りいたします。