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【減災】平時に「災害ごみ」になるモノを減らしておく

災害にあったときの「災害ごみを減らすために」、災害に合わなかった私たちが「今できること」。

不要なモノを分別して、資源や鉄を活かせるように手放そう。
リサイクルショップに持っていったり、バザー出したりして、自分よりもそれを使ってくれる人のもとへ送り出そう。
燃えるごみはごみの日に、粗大ごみは粗大ごみの日にバンバン出しておこう!

2018/07/16の手帖より

上記↑は、西日本豪雨災害のときニュース映像を見ながら書いた文章です。

「めんどくさい」「思い出として手放したくない」、言い訳がいくらでも出てくるのはわかりますが…災害ごみになるまで抱え込んでたら、めんどくささも、思い出の品を「ごみ」として捨てざるを得ない悲しみも倍増すると思います🤔

誰かの家で我が家よりもっと活躍する可能性高いと信じてリサイクルショップへ持ち込みます。
買い取りが安いからって抵抗しない、モノ活かせることに喜びを見い出しましょう♪

活かせるモノを活かすために、今すぐ行動。
資源は、きちんと分別すれば活かされます
平常時の今のうちに分別廃棄して、災害にあったときのぐしゃぐしゃ災害ごみを最小限にしましょう。

家具減らそう。
布団減らそう。
食器減らそう。
服減らそう。

思い出もコンパクトに整理して、トロフィーとかアルバムとか最小限に。
賞状やトロフィー、一般人であれば写真やPDFに残せばじゅうぶんでは?

13年前の東日本大震災の当日から、私は仕分け処分を更に加速させました。
やれるのは今しかないかもしれない。
平常時に、ひとつひとつお別れの挨拶して手放し、40代で実家片付けと終活を終えました。

災害(震災に限らず、水害も含む)が起きるたびに、更にモノ減らしを進めてきました。
ラックひとつ、タンスひとつ、布団1枚。
災害のたびに、たとえひとつでも家具減らしていけば、5年後には最小限になってることでしょう☺️

造り付け箪笥がある中古物件に移り住んだので造り付け箪笥を家族の服のメイン収納として母や祖母たちの嫁入箪笥類をすべて処分。

造り付け箪笥

室内はテーブルと椅子、テレビ台、食器棚程度にしました。←椅子以外は50年、実家にあった家具で「実家の懐かしさ」を引越先の家で演出するためにも必要と判断し、チョイスして持ってきました。

更に更に。
コロナ禍に「もう他人は家に泊めない時代になった」と判断、本家といえども「お客様のため」だけのモノはすべて処分しました。
宿泊は感染対策された近隣の温泉つき朝食つきホテルでゆったりしてもらいます。
お客様用食器や大鍋なくても外食したり、公園でピクニック形式でコンビニランチ楽しんでいます。

座布団4枚は専用収納袋に入れて、背当てクッションと合わせて普段は母の「読書用ソファー」にし、お線香あげに立ち寄る親戚がきたらちゃぶ台出して、4枚の座布団と寝袋クッション(防災にも、冬の寒さ対策にも活用中)で対応。膝が悪そうな高齢者にはソファー状態のままでも。
お客様用食器は湯飲み茶碗(山梨ではワインも湯飲み茶碗♪)と取皿と鍋用とんすいを残してありますが、普段使いの食器の枚数少ないので、なにかと普段も活躍しています(笑)

臨機応変、代替品で「終活後でこれしかないの、ごめんなさいねぇ〜💦」って対応できちゃうものですよ♪
食器「どれ使います〜?」と選んでもらうのも楽しんじゃいましょ😁

実家の押入れでも余白できました

築50年のボロい中古戸建へ住み替えしたことで、家にもモノにも「執着」がない状態になり、逃げることへの躊躇がなくなったと思います😅
何度も書いてますが…年間100万の節約になる住み替えは、50年先取りすれば5千万の価値ですよね?小さな家にサイズダウンして住み替えることで「執着」「躊躇」を捨てられること、安全便利な地域を選んで住むことのメリットは、動くお金の金額だけでは見えない価値です。
世の中には、お金動かさなくても大金に匹敵する価値あることって存在するのです、片付けは専業主婦でも年金生活でも中学生でもできることですよね😁

我が家もこれからも少しずつ、大物をコンパクト家具に買い替えていく予定〜。
現在2人暮らしですが、1人になったら再度の住み替え(施設入居など)前提でモノ減らしてます。

みなさんも。
地震や水害を「他人事」と捉えずに、ちょっとずつでもそのとき災害ごみになるモノ減らしましょう。

■空箱にしないと「解体してくれない」?!

2024/03/19追記です。
能登半島地震の被災地ボランティアのニュースの中で「災害ごみ積込」の映像が流れていました。
…それが。
今まで見た災害ごみの姿ではなく、あきらかに使える家具類なのです!
え?どゆこと!?😳

被災者のおばあちゃんが言うには「解体してもらうためには、家の中を空っぽにしなくちゃいけないの😥」とのこと。
ボランティアに感謝しながら、とにかく片っぱしから家具をトラックに積んでもらうおばあちゃん…。
これは引越先に持っていく、こっちは処分、という選択すらできない状況…災害ボランティアは引越のお手伝いできないでしょうから…。
解体費用負担ないかもしれないけど、災害ごみ搬出にはお金かからないかもだけど、心痛い光景でした…。

やっぱり。
平時に家具のリサイクルショップ買取は終わらせておきましょう!!!

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