「睡蓮」歌詞解説
1.はじめに
僕の過去の出会いを基にした詩世界。
実はこの曲、1st Singleである「あすなろ」の前日譚になります。
実際、「あすなろ」で出てきたようなフレーズを散りばめています。
歌詞の概要としては、過去の想い人と過ごす日々を大事に過ごすといったもの。
2.歌詞解説
『今の感情の名さえわからない』
「あすなろ」の「愛してたんだ~」のところとリンクします。
ちなみにこの時点ですでに失恋しています。壮絶だなあ。
しかし、それでも「あなた(以降、彼女と表記)」が自分の中で特別な存在としているんですね。
『言い聞かせて』
楽しく会話をして、笑い合う。
そんな『素敵な日常』を過ごす。
それで充分だと、言い聞かせているんですよ。
つまりは、本心はどこか、それこそ『奥底』にあることが推測できる。
「奥底であなたを思っていた」というフレーズとリンク。
想いの有無に関わらず、彼女の存在が日常に彩りを与える。
それだけ、彼女は大きな存在だったわけです。
実際に彼女と出会ったのが、「別れ」を避けられない場所で。
それ故に、日常の中で「終わり」を意識せざるを得ませんでした。
僕の過去の経験の中には、それこそ「会わなければ良かった」というような、出会いそのものに後悔するレベルで傷ついたというか、またそれだけ思いを寄せていたことがありました。
しかし、この曲のテーマになった過去はそれらとは異なり、叶わぬ想いだと知っても、純粋に、彼女の『側にいたかった』のをよく覚えています。
それ故、出会ったことに対して前向きでいられたと。
『夢を語る』彼女の言葉で、過ごしていた日常の終わりを考えてしまう。
しかし、その居心地の良さから、変わらないことを望む。
子供っぽいと言われればそれまでですが(記事書きながら自分も思ってる)、それだけその日常に価値を感じていました。
終わりが来ることを受け入れながらも、それまでは彼女と一緒にいたいと願う。
ここから「あすなろ」に繋がります。
3.おわりに
(SEを除く)4曲目「睡蓮」の歌詞解説でした。
次回はアルバムのリードトラックである「The Proof」の歌詞解説になります。
僕のアーティスト活動におけるコンセプトやアルバムのタイトルと繋がってくる表現もあり、それらしい内容になっています。
次回もよろしくお願いいたします。
それでは、今回は以上!!
あざした!!
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