昔々は『学芸会』!

今日は3月1日。

昔々小学生の頃の6年間は3月1日から3日までは『学芸会』であった。

特段の娯楽のなかった時代には子供達よりも父兄、父母たちにとっての楽しみだったのではないか。

うちのおふくろも毎年見物に来た。

ある意味で私にとっての観客は『おふくろ一人だった』のかもしれない。

3月1日は1年生から3年生までのつまり『低学年』の出演。見学は上級生。

3月2日は4年生から6年生までの出演で見学は低学年生。

3月3日『ひな祭り』の日は『親たちが見学』で出演は小学生全校生徒だ。

私も6年間で合唱、合奏、お芝居などに出演したが詳しくは覚えていない。

ただ私自身も『学芸会』が楽しみだった。

今の時代はどのようなのかわからない。

ましてや『コロナ禍』。『合唱』も小さな『声』でと言う時代だ。

春弥生!何故か70年も昔のことが懐かしく偲ばれる。

あの時共に『出演』した『友達』は今何処?元気なのかしら?

『学芸会』を毎回楽しみにしていた『おふくろ』はもう40年以上前に他界した。そういえばおふくろは閏年の2月29日生まれであった。子どもの学芸会を『誕生日プレゼント』のつもりだったのかも知れない。

春は旅立ちの季節でもある。

されど『当方』はどこに旅立つ訳でもない。


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