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第965回【圧巻人生日誌 日々是成長】956(2024/1/21)▲▲人はなぜ悩むのか?それは△△に〇〇するからだ▲▲


私は良くも悪くも楽観的なところがありますので
嫌なことがあっても一晩で忘れられますが、
人は生きている以上悩みからは
なかなか解放されないものです。

「明日のプレゼンが上手くいくか不安」
「彼女がどう思っているのか分からないから不安」
「明日大地震が来るかもしれないから不安」
など、
挙げればキリのないところと思います。


しかし
よくよく考えてみれば分かりますが、
プレゼンの良し悪しは事前の準備に依存しそうですが、
彼女の感情や地震の発生の有無は
私たち個人の単位ではどうすることも出来ません。

良いこともあれば、良くないこともある。
この事実だけは書き換えることは出来ないでしょう。


それでも世の中を見渡すと、
「貯金が100万あるからラッキー」
と思える方もいれば、
「自分の会社の時価総額が100億円しかない」
と思う人もいるわけです。

これは、
見る観点が人それぞれ異なるからではないでしょうか。


私たち人間は、
昨日の夕飯すら忘れることがあるように
全ての記憶を思い出しながら生きることはできません。
言い換えれば、
身の回りで発生する全事象を
意識しているわけではないと言えますよね。

つまり
人は意識に乗っかるもの、
目に見えるものに反応してしまうわけです。


しからば、
目線を変えるように意識し
嫌なことは記憶に乗せないようにする。
楽しいことは記憶に残し
思い出せる状況にしておけば良い、
ということになります。


これを「ポジティブフォーカス」と言いますが、
今手に入っていないものはフォーカスしない
今手に入っているものにフォーカスする
と考えれば随分と楽になるように思えませんか?

例えば、
「お金が100万円しかない」と捉えるのではなく
「お金が100万円もある」と捉えれば良いわけです。


先日から読んでおります
『反応しない練習』においては、
そもそも嫌なことには反応しないことこそが
最高の勝利だと書かれています。
ムダに感情を上下させないことが得策ですね。

この思想はブッダによるものですが、
ブッダはこう言っています。

もし罵る者に罵りを、
怒る者に怒りを、
言い争うものに言い争いを返したならば、
その人は相手からの食事を受け取り、
同じものを食べたことになる。
わたしはあなたが差し出したものを受け取らない。
あなたの言葉は、
あなただけのものになる。
そのまま持って帰るがよい。
(罵倒するバラモンとの対峙)



ブッダは腹が立つであろうことも
反応しないことで返したのです。
嫌なことに反応して心を搔き乱すことに
意味はないと悟っていたからです。

(嫌なことに)反応しないことが
最高の勝利である。


皆様も嫌なことにフォーカスポイントを当て、
反応してみないように習慣づけてみては
如何でしょうか。
頭の中でグルグルかき回すことが減り、
生産性も上がるのではないでしょうか。

今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

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★★今日の圧巻人生方程式★★


アンコントローラブルな悩みは、
どう足掻いてもどうにも出来ないもの。
自身がフォーカスするポイントを変えること、
嫌なことには反応しないことで
QOLの高い生活を送ることが出来るだろう。
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