見出し画像

第907回【圧巻人生日誌 日々是成長】898(2023/11/24)▲▲いい会社をつくりましょう、の会社訪問記④▲▲


今回の伊那食さん訪問を

私のような凡人にもわかりやすく解説してくださったのが、

元リッツ・カールトン日本支社長だった

高野登さんです。




高野さんはホスピタリティの神様、

としばしば称されることがおありですが、

伊那食の行動原理や哲学を

都度言語化くださったおかげで

私の頭の中への浸透率が高まりました。



伊那食社員はみんな

側から見ていると素晴らしい動きや表情を

されているのですが、

当の本人に聞いてみると

気が付いていないし

なぜ出来ているのかも分かっていない。

無意識レベルで行動しているんですね。



しかし、

何となく出来ている、では

抽象度が高すぎて私には理解が苦しい。


そこを具体の世界に下ろしてくださったのが

高野さんです。

言語化されることによる効能ですね。



一つ例えるなら、

伊那食の社員はみんな『いい人』『運のいい人』

なんだと思います。



いい人と言っても、

どうでもいい人とか

カモられそうないい人ではなく、

人としていい人ということ。



常に前を向いて歩いているし、

見知らぬ珍入者(私のこと)にも挨拶してくださるし、

楽しそうだし。


東京を歩くサラリーマンは、

みんな20度くらい前に俯いて

スマホを見つめてるし、

知らない人だらけだから挨拶もあまり無いし、

なんだか苦しそう。



私はあまりスピ系とかは反応しませんが、

『お天道様に見られている』という考えが

伊那食社員にはありそうです。


お天道様に見らている前では

恥ずかしいことはしない、

人として後ろ指さされることをしない、

当たり前に当たり前のことができる。



実際に伊那食の建物は

南側に開けるように建てられていて、

お天道様によく見られる作りになっています。

そんなことを塚越顧問が

意識されていたかどうかは分かりませんが、

頭の中のどこかにはそんなお考えが

あったかもしれません。



『運がいい人』になるにも

一朝一夕ではなれないでしょう。

普段の行いが全てだと思います。



伊那食内のトイレには、

手洗い場に必ず水拭きがあり

各人が拭けるようになっています。

こういう気遣いも

普段の考えや行いが為せる技でしょう。



ではあなたは?何をする?



些細なことでも良いのではないでしょうか。

新幹線でリクライニングを倒したら

元に戻して席を離れるとか、

他でもリクライニングのままの席があれば

元に戻してみるとか。


ちょっとしたことで

いい人・運のいい人になれるような気がします。


今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

=======================
★★今日の圧巻人生方程式★★


いい人の行動は、
日常の一部になっているので
本人も気が付かないことが多いもの。

しかしそこまで無意識下で動くことができれば、
いい人・運のいい人になれるのでは
ないだろうか。
=======================

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?