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第1165回【nakaちゃんねる 圧巻人生達成プログラム】(2024/8/10)▲▲鉄人たちを見ると視座が上がる、の話▲▲


先ほど
「トランスジャパンアルプスレース(以下TJAR)」
スタートの様子を実際に見てまいりました。



このTJARは
日本で一番過酷な山岳レースと呼ばれており、
富山湾の標高0mから
北・中央・南アルプスを縦断し、
太平洋側の駿河湾まで自力で辿り着くレースです。

途中の走行距離は415キロ、
累積標高は富士登山7回分、
と言えばそのスケールの大きさが分かるでしょう。
しかもこの距離を
8日間以内に踏破しなければなりません。


このレースもスタート時は
「知る人ぞ知る」マニアな領域だったのが、
口コミやNHKの追跡取材がきっかけで
今やタフな山男・山女の間で広まったと言われています。


このレース、
地元富山がスタート地点だと知っていながら
スタートが夜0時ということに億劫になり
一度も見に行ったことが無かったのですが、
先ほどそのスタートの瞬間を見てきたのです。


このレースが過酷と呼ばれている理由の一つが、
全てが「自己責任」だということ。
途中にマラソン大会のような
エイドステーションなどありませんから
(ほとんどを山の上を走っていますからね)、
水や食料も自前で用意してスタートしなければならない。
途中で仮眠するときもツエルトを使用し、
他人の力を借りてはいけないのです。


そこまでして参加したい理由は何なのか?
今まで全く理解ができなかったのですが、
数年前にNHKの特番を見て少し理解できた気がし、
先ほど実際に見てきてその答えが分かったように思えます。


まずこの過酷なレース、
そこら辺で暇をしている人が出ているわけではなく
普通に平日は会社で働いている人たちが
殆どなんですよね。

平日は会社で働き、
金曜に夜行バスで日本アルプスへ向かい
山登りの訓練をして、
日曜の夜に帰宅する。
そんなパターンで生活している人が、
思っていた以上に多かったことにただ驚きでした。

だって、
いつ休んでいるのよ?
って感じじゃないですか。
少なくとも私はこの先も
挑戦したいと思うことは無いでしょう。


しかしここに参加する方たちは、
仕事もレースも目標の設定が上手いんだと思います。

参加者のボリュームゾーンは
40~50代の方たちなので、
仕事も一番忙しい時期であるはずです。

仕事も目標があって毎日こなして、
山もとてつもなく高い目標を設定し
それに向かってこなしていくことが
求められるはずです。

多分その高い目標をクリアすることが
「ゲーム感覚」で好きな人たちなのでしょう。


しかし
この「鉄人」たちを間近に見たことで、
目標は低いより高い方がいい。
登る山だって低いより高い方が面白い。
視座が上がった気がしますね。


このお盆休みにアルプスに行かれる方は、
途中で選手たちに遭遇することになるでしょう。

是非「鉄人」たちの熱い夏を
ご覧になって頂ければ。
何かしら感じるものがおありかと思います。

今日も素晴らしい一日をお過ごしください。


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★★今日の圧巻人生方程式★★


自分の視座を上げて生きていきたいならば、
常に上昇志向・上を見ている人たちを
間近に見てみることが良い。
視座や視線をもっと上げても良い、
という気付きを得られるであろう。
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