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第366回 【筋トレ日誌 その他日々是】357(2022/5/4)▲▲今ある貴重な時間を過ごす▲▲

連休の後半に差し掛かりましたので、
たまには、ということで
親を連れて少し遠出をしてきました。


私は元々車には興味はないけれども、
長距離運転は全然苦にならないので
結果450キロ近くも運転していました。
(乗せられている方は疲れたと思いますが)


今年は数年ぶりに
規制緩和の連休となりましたので、
久しぶりに親御さんの元に帰省された
という方も多かったと思います。


私の場合は親兄弟が近くにいますので
会おうと思えばいつでも会える環境にありますが、
ふと
『あと何回親を連れ出して旅行できるか』
と思い、
今回の日帰り旅の実行と相なったわけです。


こんな思いに至ったのも
こちらを読んでいた影響もあると思います。


伊集院静氏といえば
身近な人を数多く亡くされていますが、
そんなシーンに何度も立ち会ってきた氏が
どういう心持ちでいたのかが気になり
手に取ってみたのです。


人は生きていればいつかは死にますし、
身の回りの人もいつかは亡くなるでしょう。
もちろん私もいつかは・・・。


しかしいざ身近な人が亡くなってしまうと
時間が失われた気持ちを埋めるというか、
いずれは身の回りの些事に心は占領されていきます。
(あまり身近な人を亡くした経験がないので
 多分そうだろう、という予想ですが)


それが良い悪いではなく、
いざそういう場面になった際に
自分自身が後悔しないことが
最も大事なように思えるのです。


氏は
“人はそれぞれ事情をかかえ、
平然と生きている”
と仰っていますが、
どんなことがあっても
悲しいことがあっても嬉しいことがあっても
前に進む運命にあるのが
人間という生き物のようです。


私の親は欲みたいなものが
あまりない人たちなので、
久しぶりに出掛けることが
出来だだけで良かった、
なんて言ってくれました。
私も数年ぶりにこのような時間を
強制的に作れて良かった、と思っています。


こういう細やかだけれでも
貴重な時間というのは、
いざとなるとなかなか作れないものですから。


ただ、
記念に写真でも撮っておけばよいものを
すっかり忘れていましたが。


皆様も
身近な方との
今日という貴重な時間を
過ごすことが出来るよう、
お祈りいたします。

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