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第517回【筋トレ日誌 その他日々是】508(2022/10/05)▲▲青春真っ只中▲▲

縁あって小泉八雲を研究する会に
この春から所属しているのだが、
小泉八雲ってすげー柔軟な
感性の持ち主だなー
と思わずにはいられないのである。


小泉八雲、
日本に帰化する前の名前は
ラフカディオ・ハーン。
ギリシャ生まれのイギリス人である。


『耳なし芳一』といえば
おそらく誰もが知る怪談話であるが、
小泉八雲がいかなる人だったかは
知らない方も多いのではないだろうか。


ギリシャ
アイルランド
フランス
イギリス
アメリカ
を流浪の民の如く転々とし、
日本は松江に行き着く。


これだけの地を渡り歩けるだけでも
十分にすごいことであるが、
母親の病気、両親の離婚、父親の急逝、
自身の左目の失明、などなど、
不遇とも言える出来事の連続。


そんな数々の出来事を
受け流せる柳のような感性は、
見習わなければならない部分もありそうだ。


なお八雲が
終の地である日本にやってきたのは
40歳のことである。


その後日本で54歳で没するまでの
14年間の活躍は、
ご存知の通りである。


人生の時間が
今の半分程度とも言える当時でも、
八雲は40歳からの人生が
青春真っ只中だったのだろう。


そう考えると、
ほぼ同世代の私も
まだまだ青春のど真ん中
と信じて前に進んでいくのみ、
なのである。


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