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第801回【圧巻人生日誌 日々是成長】792(2023/8/6)▲▲ご縁はご縁によって生まれるものである▲▲


日曜は

元ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー日本代表で

いらっしゃった、

高野登さんの講演会参加のため

岐阜に滞在しておりました。



実は高野さんのお話は、

セミナーでお世話になっている鮒谷さんからも

しばしば伺っていましたし、

鮒谷さんとのご縁をきっかけに

ご面識の機会を頂くことともなった

長野は小布施で独立出版事業を営まれている

木下さんからも伺っていたところ。



いずれは高野さんとお会いしてみたいものだ

と長らく思っていたところに、

これまた鮒谷さんを介してご縁を頂戴した

岐阜の井上剛典さんファミリーより講演のご案内を頂き、

『ハイかイエスか喜んで』でお邪魔した次第。



高野さんのご著書も事前に拝読し

講演会に臨みましたが、

高野さん何と言ってもダンディです。

一流ホテルマンのご経歴から当然、

と思える部分もありますが、

こんな歳の重ね方をしてみたい。

そう思わずにはいられない佇まいでいらっしゃいました。



そんな高野さんのご講演では、

終始『ご縁』について考えさせられる内容となりました。


そもそも高野さんの人生そのものが

ご縁の連続なのであろうと思います。



87年にドイツで開催されたコンベンションで、

リッツの初代社長 ホルスト・シュルツィ氏との出会いが

全てを変えたと仰りますが、

この出会いを面白がれるかどうか。

おそらく高野さんは面白い!と思われたのでしょう、

その3年後にはシュルツィ氏と働いていたそうですから。

(1年に何千人もの人と会うシュルティ氏が

 3年前一瞬だけお会いした高野さんを覚えており、

 また迎え入れてくれた理由にも『ご縁』があったそうですが)



市長選挙に惜しくも落選した際も

『ご縁』を感じられたと言いますし、

人生を面白がれる方向に持っていく達人。

それが高野さんなのでしょう。




良質な『ご縁』は、

世の事象を面白がることができる者にこそ

転がり込んでくるもの。

そして、その感覚のアンテナを

常に感度良く維持できる者にこそ

機会が訪れるものなのだと私は理解しています。



もう一点高野さんの講演で印象的なキーワードは、

『優秀』であれ、ということでしょうか。



優秀と聞くと、

頭がいいとか

才能に長けているとか

そんなイメージをもちますが、

字を見れば異なった捉え方が出来ます。

『優』しさに『秀』いでている

つまり、人としての優しさがあるかどうか。



高野さんがリッツに移籍する際

当時のボスは、

気持ちよく高野さんを送り出したそうです。

しかも、

ライバルホテルへの推薦状まで添えて。

ここに、人の優しさを見たと仰りますが、

こんなことはなかなか出来ないでしょう。



あっという間の時間ではありましたが、

自分の未熟さも痛感した次第。



まだまだ高野さんからは教わりたいことが盛り沢山。

来る11月には長野の伊那にて

改めて教えを請うことといたしました。

貴重なご講演、そしてご縁に感謝申し上げます。

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★★今日の圧巻人生方程式★★


人とのご縁は
自然発生的に生まれるものではない。
ご縁がご縁を紡ぐものなのである。


その際には、
自分の境遇を面白がれる好奇心や
人への優しさが重要な要素となるのだろう。
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