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第89回 【筋トレ日誌 その他日々是】80(2021/6/25)▲▲質問会議に学ぶ〇〇力▲▲

本日はかれこれ12年近くのお付き合いになる
マインドマップ・フォトリーディングの師)塚原美樹さんと
久しぶりに再会。(といっても画面越しですが)


こういう、
ゆるくも長く続く紐帯的なおつきあいは大事だな、
と思った次第。


そんな塚原さんの歴史ある企画
麹町(旧・紀尾井町)ラーニングカフェに
数年ぶりに参加の機会を頂いたのである。


昨日は『質問会議』をやってみる、の会。
私は名は知っていたがお作法等のセオリーを学んだのは
今回が初めてであったのだが、
世間でしばしば言われる
『質問力』
『傾聴力』
の重要性を改めて感じたお話である。


質問会議はアクションラーニングのスキルを活かした
組織活性化スキルとして一時話題にもなっていたのだが、
質問とその回答のみで進行することに特徴がある。


課題を抱えている被質問者に対し、
質問者が質問を投げかけ腹落ちするところまで続けていくのだ。


この会議で大事なのは
表層的な課題解決で留まるのではなく、
深部にある課題を質問の応答で炙り出していくところに
ポイントがあるのであろう。


実際にやってみると分かるが、
自身が課題と思っていたことはさほど重要なことではなく
本質的な課題は別にあった、という事に気づくこともある。


ここで重要になってくるのが、
どんな質問を投げかけるか、である。
課題を浮き彫りにするまで
質問を投げかけ続けていかなければならない。
つまり、
良質な質問を投げていないと
課題の本質に迫ることは出来ないと言ってもよい。


しばしば質問を投げかける、と言っても、
人間はエゴ故、解決策に誘導する質問を投げてしまいがちである。
そこをいかにグッと抑えながら質問できるかが試される。


そして、傾聴力である。
質問を投げ続けるには回答者の答えに
常に気を張って耳を傾けていなければならない。
相手の現状に寄り添う、いう事だろうか、
勝手な自己解釈が許されないわけである。


初めて経験してみたが、
これはなかなか気を入れ続けていないと
あらぬ方向に暴走してしまいそうだ。
(気が緩んで流してしまいそうになってしまうのを抑え込む)


昨日もZOOMで参加してみたが
これからオンラインが一層進化する中では
欠かせない能力を試されているように感じた。

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