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雑談用マイクのススメ「初心者にもおすすめ」のアイテムをご紹介

ゲーム実況やライブ雑談配信を始めるにあたって必要不可欠な配信用マイク。ひと口に配信用マイクといっても製品によって特性が異なるので、何を選べばよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。

今回のnote記事では選ぶ際のポイントを解説するので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。


マイクの種類と特徴

コンデンサーマイク

コンデンサーマイクは、電気を蓄えたり放出したりする「コンデンサー」と呼ばれるパーツに、直流電圧をかけて収音するタイプ。動画配信やレコーディングなどさまざまな用途で使われており、接続した外部機器から電源を供給するのが特徴です。

振動板は薄くて軽い金属膜で作られているため、細かな音のニュアンスやその場の空気感まで忠実に捉えて再現できます。マイクの音質にこだわりたい方におすすめです。

ただし、ダイナミックマイクよりも価格が高いため、コストパフォーマンスを重視する方にはあまり向いていません。また、衝撃や湿気、極端な温度変化に弱い点にも注意が必要。保管する際には、デシケーターのような湿度管理がしっかりとできる容器で管理するのが理想です。

ダイナミックマイク

ダイナミックマイクは、搭載した振動板とコイルの振動を電気信号に変えるタイプ。マイク自体に電源を供給する必要がないため、機材に差し込むだけで簡単に使用できます。

精密電子部品を使わないシンプルな構造を採用することで、振動や衝撃に強いのもポイント。少しぶつけたり、落としたりしたくらいでは壊れにくいので、耐久性が気になる方でも安心して使用可能です。

価格は安いモノだと数千円、高性能なモノでも1万円前後から購入できるため、コストパフォーマンスを重視する方にもおすすめ。扱いやすいマイクですが、感度に関してはそれほど高くはないので、高音質で配信したい方はコンデンサーマイクを選んでみてください。

配信用マイクの選び方

接続方法で選ぶ

機材が揃っていない初心者は「USB接続」から始めよう

USB接続に対応した配信用マイクなら、オーディオインターフェースなどの機材を使わず、直接パソコンと接続が可能。面倒な手間なく気軽に使えるため、機材が揃っていない初心者におすすめです。

ケーブル1本で電源の供給も可能なので、複雑な配線が苦手な方でも気軽に使えます。リーズナブルなモデルも充実しており、コストを抑えて配信を始めたい方にもぴったりです。

一方で、USB接続の配信用マイクはステレオミキサー機能が利用できず、パソコンから出る音を拾えないため、ゲーム実況などで使いたい場合は注意が必要。ノイズに対する耐性もあまりよくなく、音質を重視する方は、「XLR接続」のアイテムをチェックしてみてください。

音質重視ならオーディオインターフェースを使った「XLR接続」

XLR接続に対応した配信用マイクは、USB接続よりもノイズが少なくクリアな音声を伝送できるのが特徴。動画配信はもちろん、スタジオでのレコーディングやコンサートホールなどでも使用されています。

ロック機構の搭載なら、不意に外れてしまうようなトラブルを防げるのも嬉しいポイント。また、ケーブルの耐久性が高く断線しにくいので、長い目で見ればコストパフォーマンスも良好です。

一方で、XLRタイプのマイクは多くの場合パソコンに直接接続できず、別途オーディオインターフェースやミキサーなどが必須。周辺機器を揃える必要があるため、高音質で本格的な配信をしたい方におすすめです。

マイクの指向性をチェック

単一指向性

単一指向性は、一方向からの集音に特化しているタイプ。「カーディオイド」とも呼ばれており、ほかの方向からの音をカットしたり、雑音やノイズを拾いにくかったりする特徴があります。一方向の音しか拾わないため、1人で行う雑談配信に適した指向性です。

また、単一指向性のなかにも、音の拾う範囲を絞った「スーパーカーディオイド」や「ハイパーカーディオイド」など、さまざまな種類が販売されています。用途やシチュエーションに応じて使い分けるのがおすすめです。

全指向性(無指向性)

全指向性は、マイクの周りにある音を同じ感度で集音するタイプ。範囲で使えるため、1人で配信するよりも複数人で配信するのに向いています。マイクの角度を細かく調節する必要がないのもメリットのひとつです。

一方で、全指向性はハウリングのリスクが高いため、音楽関連の配信で使うのにはあまり適しません。マイク周辺の音声をすべて拾ってしまうデメリットもあり、使用環境によっては雑音を拾わないよう防音対策が必要です。

配信内容に合ったモデルを選ぼう

ゲーム実況

ゲーム実況においてマイクの音質は重要なポイント。ゲームが上手かったり、自分の声に自信があったりしても、マイクの音質が悪いと視聴者が離脱してしまう場合があります。

そのため、ゲーム実況では高音質で印象のよい音声を届けられるマイクを選ぶことが重要。具体的には、自分の声以外の雑音やノイズが入りにくい「単一指向性」や、感度がよく高音質で録音ができる「コンデンサーマイク」を選ぶのがおすすめです。

歌ってみた

歌ってみた系の動画配信なら、自分の声以外が入りにくい単一指向性のマイクを選ぶのがおすすめ。XLR接続に対応する製品を選べば、ノイズが少なくクリアな音質で配信が可能です。

自分の声をきれいに動画に乗せたい場合は、感度の高いマイクを選ぶのもポイント。マイクの感度は「dB(デシベル)」で表記されており、数字がゼロに近いほど感度が優れています。歌ってみた系の配信で使用する場合は、-30~40dBがひとつの目安です。

より高音質に録音をしたいなら、マイクが拾える音域を表す「周波数特性」も確認。高音域に重点を置きたい場合は数値が高いモノ、低音域に重点を置きたい場合は数値の低いモノを選ぶのがおすすめです。

雑談

雑談配信を行う場合、ノイズをどのくらい抑えられるかが重要なポイント。基本的には収音範囲の広い「全指向性」よりも、一方向からの集音に特化した「単一指向性」の製品が雑談配信には向いています。

1人で雑談配信をするなら、単一指向性のなかでも「スーパーカーディオイド」や「ハイパーカーディオイド」など、収音範囲の狭い指向性を選ぶのがおすすめ。一方、複数人で雑談配信するなら、「単一指向性」よりも「全指向性」のアイテムが適しています。

なお、接続方法はUSB・XLR接続の両方を使えますが、喋るだけなら扱いやすいUSB接続を選ぶのがベター。雑談配信だけでなく、歌ってみた系の配信でも使いたいなら、音質のよいXLR接続を選んでおくと安心です。

配信者おススメ機材集

配信を高音質で快適に始めるためには、配信機材の購入を検討してもいいかもしれません。配信期間が5年の せいちゃん@seichan_0329 がお薦めする配信機材をご紹介いたします。

とりあえず、この機材セット

■iPhoneの方なら、この機材セット

■Androidの方なら、この機材セット

新たな配信スタイルに対応する為の4極ミニ入出力端子やライブ配信において必須であるミュートボタンの搭載、さらに内部回路への供給電力の向上による音質改善されたAGシリーズの後継機種の大人気セット

【セット内容】

■YAMAHA / AG03MK2
■MPM1000J コンデンサーマイク(ケーブル、ショックマウント、ウィンドスクリーン、卓上スタンド、オリジナルクロス、ステッカー同梱)
■アームマイクスタンド(マイクホルダー付)
■ポップブロッカー(ネジ止めタイプのグースネック型)
■ステレオミニ接続ケーブル (オーディオプレーヤー等の接続用)
■あると便利なオリジナルスリーブバッグ(W400mm/D250mm)
■2ポートAC電源アダプター(同時に2つのUSB端子から供給可能)
■4極3.5mmミニプラグケーブル(AGとAndroid端末を接続)

コチラもよく見られています(上記のセットには付属していません)

AG03からの音声をヘッドフォンに出力するときに、ヘッドフォンのみで聞けません。ヘッドフォンとAG03(オーディオインターフェース)の間にプラグを挟む必要があります。

iPhoneを使用中の配信者様には、AG03(オーディオインターフェース)とiPhoneを接続するカメラアダプタも必要です。ご注意頂きたいのが、Apple純正のカメラアダプタではないと、うまく接続することが出来ません。(安物はたくさんあります。)純正品はかなり高価ですが、安物買いの銭失いにならないようにApple純正品を購入しましょう。

マイクを変えてみてもいいかも(XLR接続)

AG03を購入するなら、マイクの接続はXLR接続です。XLR接続のマイクを一覧にしてみました。

■オーディオテクニカ AT2040

単一指向特性よりも、さらに指向性を狭めたハイパーカーディオイド特性を採用。周囲の雑音を拾わず、狙った音を収音できるためゲーム実況や動画配信、ナレーション、ポッ ドキャスティング など、人の声の収音に最適です。

■SHURE シュア ダイナミックマイク SM7B

SM7Bは、スタジオでのナレーション用にデザインされたダイナミック・マイクロホンです。ナレーションのみならず、配信、実況、ゲーミング、ボーカル、レコーディング、ポッドキャスト、DTM、宅録、ギターアンプやアコギ、ベースアンプ、テレワーク等、SM7Bの特性を活かした様々な用途にご使用いただけます。

■SHURE シュア ダイナミックマイク SM58-LCE

ボーカルを一音一音正確に捉え、クリアで伸びのあるサウンドを再生。クラブからスタジアムまで、どの ステージでも温かみとメリハリのある伸びやかな ボーカルを実現します。


執筆者、せいちゃんのリンク集

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