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【短編小説】踏切の幽霊

「ねぇ、君、そこ危ないですよ!!」

 その声で、目が覚めた。
 私は何故か踏切の真ん中に立っていた。辺りは真っ暗。周りにはその声をかけてくれた人と、あと猫ぐらいしかおらず、しんと静まり返っている。幸い電車はまだ来てないようだけど、私はどうやらそんなところで呆けていたらしい。

 とりあえずここにいるのも危ないので、声が聞こえた方に向かう。声をかけてくれたのは小柄な女の子で、少々幼い雰囲気があった。栗色の髪は短く切り揃えられていて、やはり可愛らしい。けれど何処かの制服を着ているのを見ると、おそらく中学生、高校生とかなのだろう。

「あっ、大丈夫ですか? さっきからずっとそこで微動だにしなかったんですけど……」
「えっと、一応大丈夫、だと思う。なんか記憶がないんだよね。気付いたらそこに立ってた感じで」
「え、それは、大丈夫じゃなくないですか?」

 というか、『私』に対しての記憶がほとんどない。いや、全くない。どんな顔だったかとかも知らないし、名前とか性格とか、私が誰なのかがわからない。かろうじて女なのだろうということはわかるけれど。

「そんなわけで、がっつり記憶喪失なんだよね。時間が経てば思い出すのかな」
「まあ、気にしてないならいいんですけど……。
 ――って、もしかして倉石さんですか!?」
「いや、だから記憶ないんだって」

 と言いつつ、私と彼女の制服が同じなことに気がつく。なるほど、私は彼女と同じ学校らしい。確かに、知り合いとこんなところで会うなんて驚くのもわかる。彼女との間柄は知らないけど。
 とか考えていたら、女の子が胸に飛び込んできた。泣き声を上げながら、しきりに私の名前を言っている。

「倉石さん……。私、もう会えないかと……」

 そこで気付く。ああ、私は現在まで行方不明とかになっていたのかもしれない。記憶喪失ながら、そう察してしまう。そうなると、この子に相当申し訳ない事をしたな。

「ええと、ごめん、であってるのかな?」
「本当ですよ。でもこうやって会えたんですから、許しちゃいます」

 顔を上げて、彼女はニコッと笑った。その可愛らしさに、今度は記憶を失ってることに対して申し訳なくなってくる。

「――んー、あ、そういえばさ、私の家って知ってる? せっかく帰ってきたっぽいし、知ってる限りでいいから教えてほしいな」
「え、ええと、倉石さんの家ですか? そうですね、どうしましょうか……」
「ん?」

 なんだか煮え切らない様子だ。わからないならわからないで、はっきり言ってもいいのに。
 なんて思っていると、彼女が覚悟を決めたような顔でこっちを見てきた。いや家を知ってるか聞いただけなのに、どうしてそんな顔をするのだろう。

「倉石さん、落ち着いて聞いて下さいね?」
「え、なになに、怖いよ、私に何が起こったの?」

「――あなた、倉石レイさんは、先週亡くなったんですよ」

 ……え?
 私、死んでるの?

「それじゃあ、今ここにいる私は?」
「幽霊、ってことですかね……。
 事故が起こったのもあの踏切ですし、遺体も確認されてます。お葬式もありましたしね」

 話を聞くに、私はあの踏切で、電車に轢かれたらしい。目の前の子に聞いても現場にはいなかったらしいし、私はそもそも記憶がないからなんで轢かれたのかはわからないけど。
 でも、そっか。

「私、死んじゃったんだなぁ」
「ショックとか、ないんですか?」
「何も知らないしね。実感がないだけかもしれないし、他人事って感覚が強いかな」
「そう、なんですか?」

 まあ正直、私が幽霊なのはいいとして、問題なのはこれからだよね。
 というのも、やることがない。いやそんなことはないか。『私』について色々知りたい気持ちは十分にある。
 ちょっと疑問ではあるんだけど、あんなところで事故死なんてことあるんだろうか。わざわざ踏切に入りに行くなんて、私には自殺願望でもあってこと? 私の死がどんな風に片付けられたのかは知らないけど、色々と不思議な点が残る。

 ただ、私一人じゃどうにもできない。ただでさえ何も知らないのだ。適当に動いていたって、何も起きないことは明らかなのはわかっている。
 どうしようか……。

「……えっと、とりあえず私の家に来ます?」
「い、いいの? 幽霊を家に上げるのとか抵抗ない?」
「まあ、幽霊といっても友達ですし。久々に会えてテンション上がってるんですよ!」
「あ、うん。そこまで言ってくれて嬉しいよ。じゃあ、お邪魔させてもらおうかな」

《》

 彼女の名前は、生駒ナツといった。生駒さん曰く、私と生駒さんはわりと仲がよかったのだそう。放課後はいつも一緒にいるし、お互いの家にもよく行くような関係なのだそうだ。

 そんな彼女の家に来ているのだけど、やっぱり想像通りといったところか、女の子らしくて可愛いらしい部屋だった。特にベッドの上のクマのぬいぐるみなんかは、寝る時に抱いてるんだろうな、なんて想像もできたりした。

「――それじゃあ、色々整理しましょうか。適当に座って下さい」
「幽霊だから座るって感じしないけど……。
 ああ、そうだ。生きてる時の私ってどんな格好だった?」
「え? ええと、今写真探しますね……」

 ふと気になって、生駒さんに聞いてみた。いきなり聞かれて、慌てて携帯で確認する。鏡で見ようかと思ったけど、幽霊だから透けちゃうんだよね。窓ガラスには生駒さんしか反射されてないし。

「ありました、これですね」
「おー、なるほど。これが私なんだ」

 彼女の携帯を覗き込む。ちょっと恥ずかしそうにする生駒さんを横目に、自分の姿を確認する。
 画面には、艶のある黒い長髪で優しげな顔をした、白いワンピース姿の背の高い女性が朗らかに笑っていた。
 場所は海、だろうか。堤防をバックに、綺麗な人がそこにいた。自分のことを綺麗というのは少し自意識過剰に思えるけど。思ったことは事実だし、あくまで写真の中の人に対してなので、おそらくそんなことはない、と思う。

「なるほどね。ありがとう、生駒さん」
「……ナツです」
「え?」

 お礼を言ったのに、何故だか生駒さんは不服そうだった。少々むくれながら、生駒さんは続けた。

「生前まではナツって呼んでたんですから、これからもナツでお願いします」
「ああ、ごめん。ナツ、これでいいかな?
 やっぱりなんだか申し訳ないね」
「いえ、倉石さんは悪くないですよ!
 ただ、やっぱり覚えてないのはちょっと寂しいですね……」

 そのまま、お互い黙ってしまった。気まずい。なんとか次の話題に持っていかないと。

「えっと、じゃあなんでナツは名字なの? 私だけ不公平だよ! レイって呼んでよ!」
「わ、私はこれで慣れちゃったから良いんです!」
「えー、そういうものかな。
 ……でもやっぱり納得いかないから、いつか名前で呼んでよ」
「それ、生前でも言われてました。恥ずかしいんですよね」
「私も恥ずかしいんだよ? おあいこだって。
 ま、いつかでいいからさ」
「……わかりました」

 その後は、わりと自然に楽しく駄弁っていた。死んだ原因がどうたら、とかも忘れて、思い出話とか最近の出来事とかを眠くなるまで話していた。基本的に私が聞く側だったけど。
 眠くなるころには12時を過ぎていた。幽霊でも眠くなるんだ、というツッコミを抑えながら、ベッドも一つしかないし布団を出すのも変なので、しょうがなく一緒のベッドで寝た。幽霊で透けてるから無問題だ。

《》

「ここが、私の通ってた学校?」
「そうですね、普通の公立ですよ。
 あと、外ではあんまり話さない方がいいかもです。変に思われてしまうので」
「それもそうだね。おっけ、なるべく静かにしておくね」

 学校は、ナツが言うように普通だった。校内は気になるほど汚れてはいないし、多くの生徒で溢れていた。みんな元気そうだ。

「なっちゃんおはよー!」
「おはよう、ナツ」
「あっ、お二人さんおはようございます!」

 私以外にも友達はいるようで、教室に入ってきた2人と固まって話に花を咲かせていた。私は混ざれないから、そばで聞くことしかできない。まあ聞くだけならタダだしね。
 それにナツが楽しそうだから、別に不満はない。ちょっと妬けちゃうかもだけどね。

「――そういえば、今日のなっちゃん元気だね。何か良いことあった?」
「え、いや、いつも通りだと思いますけどね……」
「まあ『あの時』からずっと元気なかったもんな」

 その一人の発言で、全員の目がすっと一つの席にいく。
 そこには特別何もなかった。周りと変わりなく、普通の席だ。名前が書いてあったりとかもなかったけど、なのに自然と自分のものだと思えた。同時に、死んでしまったという事実に、はっきり気付かされた。
 それでも、何も思い出すことはできなかった。

「あっ、ごめん。そんなつもりじゃ……」
「ううん、大丈夫です。
 でも最近思うんですよ。悲しい顔をして、喜ぶ人なんかいないって。感情に飲み込まれることも時には必要ですけど、それはもう終わったはずです。幽霊になって、もし忘れてしまっても、悲しむことは望んでないって信じます」

 ちらっと、ナツがこちらを見たような気がした。もちろん私だって落ち込んだ顔なんて望んでない。ナツの顔は笑顔以外似合わない。記憶は無いけど、自然とそう感じられる。

「なっちゃん……。
 そうだよね、なっちゃんの笑顔が一番好きだったもんね!」
「だな。案外忘れられなくて、すぐそばに居たりしてな」
「あ、あはは……」

 すぐそばにいるけどね。記憶は無いけど。
 それにしても、学校に行けば何か思い出すかと思ったけど、まさかここまで何も思い出せないなんて。本当に何があったんだ。もしくは、学校はあまり関係ないのか。

「そんなわけで、悲しい話は終わりです! 楽しい話をしましょう!」
「あ、じゃあさ、今日の宿題のことなんだけど……」
「またやってこなかったのか? 私は写さないぞ」
「なっちゃんに頼むからいいもんね!
 なっちゃん、お願いします!」
「ダメですよー。教えてあげるので、一緒にやりましょう?」

 そのうち会話は、日常的なものに戻っていった。
 私はもう一度、自分の机を見つめる。何かをされていたわけでもないし、さっきの会話だと嫌われてたって感じでもなさそう。多分、いじめられてたってことはないと思う。
 それなら、他に嫌なことがあったのか。少なくともナツの思い出話を聞く限り、私に自殺動機なんてなさそうだ。いつも明るくて、でも本当に嫌なことは嫌と言えるし、ストレスとかも隠している感じはなかったそう。私が死ぬ日までそれは変わらなかったらしい。
 だったら、事件か事故か。でも踏切のど真ん中で轢かれる事故なんてどうなんだろう。誰かに誘導されたにしろ、ぼーっとしていたしろ、それならば私は間抜け者だ。

「――さん、倉石さん!」
「あっ、えっ、なに!?」
「さっきから声掛けてたんですよ!
 次、移動教室なので一緒に行きましょう?」
「あ、うん。ごめんね、ちょっと考え事をね」
「まったくです。でも、何か分かりました?」
「なんにも。やっぱり現場調査かな」
「まあ焦ってもよくないですし、気長にやりましょう?」
「そうだね。うん、ありがとう」

《》

 すっかり日が暮れてしまった帰り道、私達は再びあの踏切にいた。というより、ナツの通学路に踏切があるのだった。私達が出会えたのは、本当に偶然だったのかもしれない。

「何か、思い出しました?」
「いや、何も。そもそもパッと見ただけなら、昨日思い出してるしね。ちょっと色々調べてみようか」

 とりあえず片っ端から調べることにして、まずは踏切の足元をよく見てみる。蔦かなんかに引っ掛かって逃げられなかったと考えて、それらしいものを期待した。けれど引っ掛かるようなものはなさそうだった。暗くてあんまりよく見えないけど。
 そもそもそんなのがあるなら事故が多発してもおかしくないはず。でも、ここでの事故は私の一件だけらしい。それならもう何かの拍子に転けたとかしか考えられない。

 後は、幽霊が悪さしたとか。踏切の真ん中に引き留める幽霊の仕業という説。私という、幽霊が存在する証拠があるのだから、悪い幽霊がいるということの否定はできない。でもそいつのせいなら、今私達の近くにいなきゃおかしいのに、他の人影すら見えない。
 正直言って、どれだけ考えてもわかるわけがない。警察や探偵じゃあるまいし、いくらでも可能性を考えられるし、それをいくらでも否定できる。それでも、自分のことである以上気になって仕方ないのだ。

「――あっ、倉石さん見てください!」
「ん、何かあった?」
「ねこ、猫ですよ! 可愛いです!」

 彼女が指をさす、道路の脇の方に一匹の黒猫がいた。
 確かに可愛い。いかにもナツに刺さりそうな感じだ。猫の方に駆けていくと、肝心のその猫は逃げてしまう。それを追いかけて、また逃げられる。その一人と一匹の様子にほっこりした。

「……?」

 ふと、違和感を感じた。同時に頭が痛む。
 パッと見ただけだと気付かないけど、猫が踏切の方へ誘導しているように思える。頭痛が少し強くなる。

「ナツ! ちょっと止まって!」

 声を気にせず、ナツは猫を追っている。ぐちゃぐちゃ走り回っているように見えて、確実に踏切へ誘っていた。頭痛は止まらない。
 どれだけ叫んでも声は聞こえないし、どれだけ手を振っても私は見えてない。脳裏に何かがちらつく。
 私は焦ってナツの方に急ぐ。走るような距離じゃない。けれどナツは踏切の中へ入ろうとしていた。ランプも鳴りだしていた。
 遮断桿が降り切る直前、ナツの腕に手が届いた。もうすっかり内側に入っていて、手を引くと今頃気付いたかのように慌てて外に出た。

「ナツ、大丈夫!?」
「え、今、私……」

 何分か経って、電車が通り過ぎる。私が手を引かなければ、間違いなくナツは轢かれていた。ナツも状況を理解し始めたようで怯えている。

「……えと、まずは、助けてくれてありがとうございます。倉石さんがいなければ、おそらく――」
「まあ怪我とかは無さそうだしよかったよ。
……それと、多分私も同じ感じで死んだんだと思う。さっき思い出したんだ」

 ナツが踏切に入っていく時、いくつもの記憶が流れ出した。それは私の情報全てで、勿論私が死ぬ直前の記憶もあった。確かに、私は同じ猫に惹かれていたのだ。
 そのお陰で早く気付けたし、ナツを助け出せた。ただ結果的には助かったものの、ナツを危険に晒して思い出したのは複雑だけど。

「なるほど、とにかく記憶が戻ったんですね! 」
「まあ、そうだね。ナツの事も覚えてる」
「それならまた一緒に過ごせますよね! やり残したこと、まだまだいっぱいあるんですよ!」
「それは、えっと……」

 思わず口ごもってしまう。その純粋で、でもどこか焦ったようなナツの台詞に、この先を言うのを躊躇ってしまう。

「……えっとね、ごめん。私はナツのそばに居られない」
「え、なんで……」
「私はね、この踏切に残ろうと思う」

 ふと、足元に黒猫がいることに気付く。私を殺して、ナツを殺しかけて、よく呑気な顔なんてできるな、とか思いながらこいつを持ち上げてやる。ナツにも見えるのか、もう涙でびしょびしょの目を猫に向けた。

「多分こいつ、寂しかったんだと思う。だから私やナツをここに引き留めた。結果的に私はこいつの思惑通りになったわけだけど……。
 まあだから、私がここに残ればこいつも寂しくないだろうし、もし何かしようとしても止められるからね。そうしないと、また他の誰かがこいつに殺される」

 ナツは黙って俯く。
 私だって本当は一緒に居たい。多分私は地縛霊ではないからずっと隣に居られるし、なんなら守護霊としてナツを守れるかもしれない。でも、その裏で誰かが私と同じように死んでしまうと思うと、それを見てみぬふりをできるほど非情じゃない。
 だから、私はここにいなきゃいけない。

「……おそらく、ここで別れたら二度と会えないような気がするんです」
「それは、そうかも。
 あ、いや、ナツのことが嫌いな訳じゃないんだよ? まだまだ行ったことない場所だってあるし、昨日の話の続きだって聞き終わってない。やり残したことなんて、いくらでも思い付いちゃうんだから。
 それでも――」
「いや、本当はわかってるんです。ずっと一緒に居られないってことは。
 だからこれは我が儘です。私の叶わない我が儘は気にしないでください!」

 ふとナツの顔を見ると、ナツは笑顔だった。溢れる涙をせき止める素振りは見せず、しかし必死に笑顔でいようとしていた。どうしようもなく胸が締め付けられる。

「でも、それでもですね、もう一つだけお願いです。
――抱き付かせてください」

 唐突に胸に飛び込んでくる。初めて会った時、というか記憶喪失の中で初めてナツにあった時もそうだったな。私は幽霊のはずなのに何故か触れられるってのは少し疑問だけど。それよりも胸の中の温もりが愛しくて、応えるように抱き返す。きっと奇跡だ。神様が、再会の機会をくれたのだ。それを存分に噛みしめないと。

「ありがとうございます、倉石さん。
……いえ、レイさん」
「いや、こちらこそだよ。ちゃんと名前でも、呼んでくれたね。
 ありがとう、嬉しいよ。最後にナツと会えて」

 それから、もう少しだけこのまま抱き合っていた。周りから見たら、私は見えてないからすごい絵面になってそうだけどね。
 やがてお互いその時を悟ったのか、自然と腕をほどく。お別れだ。

「それでは、また!」
「うん、また」

 ナツが家に向かって走り出す。
 私の居場所はここだ。だからここで見守ることしかできない。逆にそれがよかったのかもしれない。ナツは姿が見えなくなるまで、決して目を逸らさなかった。

《》

 幽霊のレイさんと出会ってから、1ヶ月が過ぎました。
 正直なところ、レイさんがいなくなっても世界に影響があるわけじゃないです。最初の頃は空疎感が目立ちますけど、次第にそれが『日常』になったりします。それが、たまに恐ろしくも感じます。
 そんなわけで、特段何か変わったことはありません。今日の課題がどうだとか、昨日のニュースがどうだとか、近所のネコがどうだとか。平凡で、でもつまらなくなんかない普通の日常です。大切な親友が隣に居ないこと以外には。

 あの時以降、レイさんに会うことはありませんでした。やっぱり奇跡だったんでしょうか。それでも引き合わせてくれたなら、奇跡に感謝です。
 でも、あの踏切を通る時によく黒猫を見かけます。あんなことがあったので流石に近付こうとは思いませんが、その猫はいつも上の方を向いていました。まるで何かを見つめるように。

 姿は見えないけれど、そこにいるのでしょうか。私の友達の幽霊は。

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