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藁草履を作ってみた。

2017.9.23に奈良県宇陀市室生にて行われる
「天地人の祭り」のワークショップに参加。
藁で草履を作ってきました。講師は室生地区のおじいさま方々。

実際に手を動かしながら、ひとつひとつの工程を丁寧に教えてくれます。


昔話に花が咲いたり🌸
笑い合いながら作業が進みます。
教えて貰った事を皆んな真剣に取り組んで、

分からない時には隣の人同士で教えあったり。
近くにいる、おじいさま方々に聞きに行ったり。

楽しく作業しているうちに土台が完成!
最後は結んで解けないように。

ここから藁草履の形に仕上げていきます。

この鮮やかな手捌き!美しいです。
見ている間にどんどん藁草履の形に近付いていきます。

ちなみに草鞋(わらじ)と藁草履(わらぞうり)は違うという事を教わり、とても驚いていたのですが、みなさん知っていました?

Wikipediaより抜粋-----------
同様に稲藁で作られる藁草履(わらぞうり)と混同され易いが、形状が若干異なる。草履が現在のサンダルに近い形状であるのに対し、草鞋は前部から長い「緒(お)」が出ており、これを側面の「乳(ち)」と呼ばれる小さな輪およびかかとから出る「かえし」と呼ばれる長い輪に通して足首に巻き、足の後部(アキレス腱)若しくは外側で縛るものである。鼻緒だけの草履に比べ足に密着するため、山歩きや長距離の歩行の際に非常に歩きやすく、昔は旅行や登山の必需品であった。また蹄鉄のない江戸時代には、馬にも馬用のわらじを履かせて蹄を保護していた。
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今回、作ったのは『藁草履』で正解。
他にも、「昔は学校の宿題に英語や国語やなかった。藁草履つくりが宿題やった」なんて貴重なお話もしてくれました。
色々と教えてくださる、こちらのおじいさま、昔は室生寺の奥の院で御朱印を書かれていたそう。御年81歳。全国からTV局の取材が来るそうです。(さすが取材慣れしていらっしゃる)

おじいさまのアドバイスと見よう見まねで、
やっとのことで藁草履が出来ましたっ!
可愛い😍履き心地は痛気持ち良い感じでクセになりそう。だんだんと柔らかく馴染んで来るそうです。

他には藁草履以外にも龍の🐉藁細工を作成している人も!この龍の可愛さ。何だか優しそうな龍です☺️

藁細工つくりのあとは、、、。



お待ちかねの地元のおばあさま達がご用意してくださったランチ!

手作りコンニャクや、ソーメンカボチャ、茄子の煮浸し、などなど、地元のお野菜たっぷりです!

大きなチラシ寿司

みんなで座っていただきます😋

各テーブルには花も生けてくださっていて心のこもったおもてなしにウルウルしっぱなしでした。

もぅ、心も体もお腹いっぱい!
自分で作った藁草履は秋の「天地人の祭り」の縄文人の役の時に履く予定。



この後も室生寺参拝や、昔近くの町(名張)まで買い物の際に通った生活道を皆んなで散策したりと今回も内容の濃いツアーでした。

こんな山道を3時間もかけて町(名張)までお買い物に行っていたそうです😳

その後は、室生寺へ。

室生寺参拝もツアーに含まれています。

奈良県宇陀市の魅力が沢山詰まったツアーでした。室生周辺には他にも神社やお寺があります。一日かけてのんびり散策してみてはいかがでしょうか。

🔶天地人の祭り
2017.9.23 奈良県宇陀市室生の龍穴神社 にて開催

#奈良県 #宇陀 #室生 #室生寺 #天地人の祭 #手仕事  


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