帰りたい場所 /散らかる文 青紗蘭
私が塵になるころ
帰れる場所がある
個であることは、創造と破壊の繰り返し
人であれば短しいのち
星であるなら途方もないいのち
名もなきものなら彷徨いあるく長い時間
無数の個のいのちの役目を終え
帰りし場所は
全。
生まれたものたちの元を含む。
横たわりすべてを委ねる場所。
すべてを見守る場所。
争いが起きようの無い場所。
次の個になるまでのゆりかご。
そこが、帰りたい場所。
個はあまりに激しすぎるから。
スキ❤やコメントを頂けるだけで、十分幸せを噛みしめておりますヽ(^o^)丿 もし、サポート頂けましたら、読書の為の購入資金、他の皆さんへお届けしますヽ(^o^)丿