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散らかる文 いきるについて

私は、心をフカフカにしておきたい。

優しさは、私の中になく。

優しさは、他者の存在(こころ)に触れたとき発露する。

他者がいなければ、優しさに限らずあらゆるものが形に出来ない。

他者のこころに触れさせて貰えたとき、あらゆるものを受け取る。歓びも哀しみも。

あらゆるものを含む其れ等から何を得て、学び、自分の血肉にするかは、自由で強制されはしない。

【生きる】のが容易である時代なく。

どのように見えたとしても【生きる】は、誰にとっても楽しいことだけでなく過酷さを含む。

どうにもならない。どうしようもない。そんなものも存在する。

それでも生きてみようと思うのは。

他者のこころに触れるとき、光や輝きを感じるからだ。必死に守り抜こうとする命の声が聞こえるからだ。

私は、他者から伝わる命に敬意を払い、受け止められる心を耕してゆきたい。貰い受けた尊きものを育て、また、還せるように。

それが、私の生きるかもしれない。



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