事故とその後

新年そうそう事故にあったわけだが、妹は快復、母もリハビリ中と良好である。
妹とコロナの影響で会えていないので、精神面ではどうなのかわからないのだが、私は暫くあとを引きそうである。
まずもって乗用車に乗るのが未だに苦手である。短い距離だったり、精神状態がよかったりするとそうでも無いのだが、事故当時の妹の悲鳴、悲痛な叫びを思い出してしまい、乗った日の夜等はすこぶる状態が悪い。

また、精神状態が悪い時は当時のことを考えてしまう時がある。なんであんな大怪我で母は死んでないのか、死ねばよかったのに。けれど、もし死んだら妹にとってとんでもないトラウマになると思うと生きててよかったのかもしれない。
なんで私は怪我ひとつなかったんだろうか、あの時死んでいたら、誰からも責められることも無く楽だった。やっぱり、あそこで死ねない自分はダメなんだなと。

冷静に考えれば、何を言っているんだということになるが、車に乗る度にそんなことを考えていたら身体がもたない。毎回行き着く結論は、あの時死んどけばよかったのにで、そのまま寝る。

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