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【日記】昼咲月見草

 好きな花のひとつ、「ヒルサキツキミソウ」。今日のお昼過ぎ、スタバに向かう途中で咲いているのを見つけた。海辺にしか咲かないと思っていたけど、海から離れた家の近くに咲いているのを見つけてうれしくなった。

花びらも薄くて儚げ。

 花びらの淡い色味が可愛くて、アプリで名前を調べたのが去年のこと。初めは見た目で惚れたけど名前を知ってさらに好きになった。私はこの花に、少し自分自身を重ねている。

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 「ヒルサキツキミソウ」。漢字にすると「昼咲月見草」。昼に咲きながら月を見る草。昼に咲いて月を待っているのかな、とか考えるといじらしい。けど、昼に咲くと夜まできっと寂しいよね、とも思う。
 月を見ると嬉しくなるし、孤独感が薄まる。きっと大昔から色んな人がそう感じてるんだろうけど。私は特に、昼間に見える上弦の月が好きだ。理由についてはまた別に書こうと思う。とにかく、アイコンを上弦の月にするくらい好きだ。
 昼に見える月が好きなのが理由なんだろうけど、ヒルサキツキミソウの名前を知った時に月を心待ちにする自分自身と少し重ねてしまった。

風に吹かれてたけどこっちを向いてくれた。


 三日月から上弦の月くらいまでは昼間に月が見られるけど、満月以降は夜の間、もしくは明け方にしか月が見られなくなる。私の生活サイクルでは夜中から明け方の月を見ることは難しい。だから、昼間から月が見られると満月の頃よりも長く月が見られてうれしく思う。
 ヒルサキツキミソウも同じかな、と(勝手に)思っている。「昼から月が見られてうれしいね」と共有できる相手(?)がいて私もうれしい。 

 しばらくの間、昼間に一緒に月を探すとても可愛い仲間がいてくれる。夏になるまでのとても短い間だけど、今年もよろしくね。

月、見られるといいね

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