石垣島の子供に触れ風土性を感じ、眼球の色を変えて風景を覗く
石垣島の子供達を観察していると好奇心を惹起する
彼らの絵には荒れ狂う波が船に押し寄せたり、漢字を習っていないのにキツツキ”丸”と船に刻印されている
そして彼らの会話の中にはヤドカリやヤギ,孔雀,ミーバイの話が日常に登場し僕の非自然な自然の演奏会が繰り広げられる。僕にはない風土性に触れる機会がいい加減に居心地悪く心地よい。
早朝、庭の木をモノクロで撮影すると葉に昨日寝ている間に雨が降った事に気付く
少し揺らしながら撮ってみると土と枝が溶け込み、葉と空の境界線が無くなっていく
ハイビスカスとコンクリート、サボテンと太陽
自分の行動と思考が矛盾して
自分の正義と他人の正義が混沌を生み
ウクレレ奏でる彼女を横目に
蝉と終わりゆく絶望の中のひとときを味わう
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