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レンズから覗く自然、身体で観じる自然〜八重山海編〜

海の中って重力を無視した色鮮やかな景観が広がっていて、それに太陽の光が差し込むともうたまらない

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海のさざなみと共に青色の世界もゆらぐ

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どうしようもないその美しさに海のゆるやかな流れに波布海月のように身をまかせてしまう

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静かに動きを止めてその瞬間を眺めている

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もしかしたら生物としての

自分の呼吸を確かめたいのかもしれない


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自分も西表島のイソギンチャクエビのように

海の一部になりたいと思ってしまうくらい

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しばらく海の時間にふける

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地上では決して見ることのできないその世界がどうしようもなく美しくって、僕は写真に切り取るのは美しい部分になってしまう

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けれど、、じっくり泳いでみると分かる
写真に切り取られる世界だけが自然ではなく、あくまでも写真で見る自然は、レンズという眼球から覗いた自然であるという事

見るからに”僕毒ですよ!”ってフォルムと色をした魚が僕の目の前を優雅に泳いでいたり

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カワハギの仲間が自分の縄張りに入られたと思って、威嚇してきたりとか

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サンゴの粘液がついた手で唇を触ってしまったしまいにはもうパンパンのたらこ唇。マスクをしてても不自然ではなくて助かった、、、

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サンゴの撮影をしているときに、ふと何気なく横を見たときに1メートル以上のクエ?の仲間がいたときはさすがに怖かった

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自然とは
凶暴性と美しさをすべからく兼ね備えていること
人間が求めているような都合のいいことだけでは片付けられないものが自然であることを大人も子供も誰かに教えられずとも身体をもって勝手に感じとってくれるような体験をしてもらいたいな(僕ももちろん一緒にしたい)というのが僕の最近の気持ちの吐露でした

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#西表島 #都合のいい自然は一面であるということ

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