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自問自答ファッション講座が超良かった話④一年後

こんにちは、川口ちゃんです。

前回で一度完結したこの記事ですが、このところ自問自答ファッション講座を受けた方々が一年後の変化をまとめていらっしゃるので、私もブームに乗っかって自分の変化を書くことにしました。2020年の7月に講座を受けて、10月に同行ショッピングのサービスを受けたので、まあ大体一年後ということで。

私は普段から、何かファッション関連の発見があるたびにその都度「川口ちゃんの衣装計画」という名前で記事にしているのですが↓

リアルタイムゆえに雑多なので、改めてこちらの記事に一年間の変化をまとめました。
購入品は個人差によるところが大きいかなと思ったので、私は主にメンタル的な部分を振り返ってみました。


はじめに、一年前の状態をさらっと振り返っておきます。

【川口ちゃんのプロフィール】
27歳、身長160cm、Lサイズ、事務職

【自問自答ファッション講座を受ける前の悩み】
・ファッションがストレス
・センス良くなりたい
・似合うという感覚がわからない
・制服が欲しい
・センスに自信がないのでプロに選んでほしい
・好きな服が知りたい
・体型がコンプレックス
・イメコンを複数受けたがどれもピンと来ない

【講座を受ける前のファッション】
プチプラの無地のワンピースがメイン
色はモノトーンやネイビー、薄い水色など
(どうせダサくなるなら安くて地味な服でダメージを最小限に抑える作戦)

我ながら迷走していますねー!
こんな悩める私は一体どう変わったのでしょうか!

それでは行ってみましょう!

1.お悩みビフォーアフター


まずは上記の受講前の悩みが現在どう変わったのかをお話しします。

・ファッションがストレス
→今はとても楽しいし、もはや趣味です。
以前の私にとってファッションはウィークポイントというか、どれだけメイクを頑張っても足を引っ張ってくる厄介な存在でした。でも今はとにかく楽しくて仕方ないのです!いやー、こんなことってあるんだなあという感じです。

・センス良くなりたい
→当時と今では自分の中でセンスの意味が変わりました。センスとはオシャレとされているものを選ぶ力ではなく、自分で考える力だと思うようになりました。以前の私は何かの型にはまろうとしていて、自分をちゃんと見ていませんでした。
今は自分のこと、センスあると思っています。ではセンスのある服装を毎日しているのかと聞かれると、答えはノーなのですが…。一年経った今も、仕事の日などは大好きなコーディネートより機能に偏った不本意な服で過ごしてしまう日の方が多いのが現実です。ま、不本意も不本意なりに去年より進化していますけどね!(必死)
毎日大好きな服で過ごせる日々を目指して頑張ります。

・似合うという感覚がわからない
→そもそも自分が求めていたのは、体型や色味的に似合うかどうか判断できる目ではなく、着た時にテンションが上がる感覚でした。テンションが上がる服が結果的に似合う服なんだと今は思っています。素敵な服を試着したからこそ気が付けたことです。


・制服が欲しい&センスに自信がないのでプロに選んでほしい
→去年は自分のセンスを諦めていて、信頼できるプロに選んでもらってそれ以上何も考えたくないという、思考停止したい感じだったのですが、ファッションのことを考えるのが楽しい今は特に制服化にこだわっていないです。買った服がいつか結果的にそうなればいいなという感じです。今は自分で服を選べるようになったので、選びたい。もっといろんな服を着てみたいです。


・好きな服が知りたい
→似合うという感覚がわからないのとはまた別で、着たい服が無いことも悩みでしたが、思い込みを解いて探す場所を変えたら山ほどありました。今は服のために富豪になりたいくらいです。頭の中で勝手に「自分が買えるのはこの辺りのブランド」という縛りを作ってしまっていて、私がときめく服はそこにはなかった、というだけの話でした。

・体型がコンプレックス
→私の場合はMサイズがキツくて入らないことが多いので、今より痩せれば確実に服の選択肢は増えます。しかし別に今の体型でもオシャレは全然できるということがわかりました。
そしてなにより、体型で着られる服は変わってきますが、ただそれだけだと感じるようになったので前ほど気にならなくなりました。自分が劣っているとかではなく、身長が足りなければジェットコースターには乗れないのと同じ感覚といいますか…そこで諦めて他の乗り物を楽しむか、毎日牛乳沢山飲むか(本当に背が伸びるか知らんけど)、自然に任せて数年後に再チャレンジするかは人によるじゃないですか。
この例えが適しているかはわかりませんが、とにかく体型は単なる事実だと思うようになったということです。以前はそこに勝手にネガティブな印象を持っていたのでコンプレックスになっていたのです。


・イメコンを複数受けたがどれもピンと来ない
→「似合うという感覚がわからない」と重複してしまいますが、着た時のテンションを大事にするようになったので、イメコンは全く意識しなくなりました。イメコン的に合う服ではなく、着たい服を着てみて、鏡を見るようになりました。指針は数あれど、答えは自分の中にしかないのです。当たり前のことなんですけどね。
思い返せば以前の私は、この世にはアパレル勤務です!服飾系の学生です!みたいな「服が大好きでおしゃれな人」の世界と、「そうでない人」の世界があって、その2つの世界は完全に分断されている、と思っていました(雑誌のスナップの影響かもしれません)。そして、そうでない側の私は、そうでないなりに少しでもマシになりたくて、イメコンを沢山受け、しかしどれもピンと来ず、余計に悩んでしまっていました。
私はイメコン本来の使い方である「印象アップ」がしたかったのではなく、向こう側の世界に行きたかったのだと思います。
しかし、あきやさんに出会って、そもそもそんな世界なんて私の頭の中にしかなかったのだということがわかりました。講座を通じて、遠い遠いファッションの世界という幻想と、現実の自分の肉体が繋がったのです。私もこんな服を着たいと思っていいんだ!ファッションは誰でも楽しめるんだ!と思えるようになりました。そこから、ファッションがとても楽しくなりました。


2.講座を受けて【じわじわ】変わったこと

続きまして、講座を受けた当初はあまりピンと来なかったけど、半年くらい経ってみてわかるようになったことを挙げていきます。わりとすぐ変わったことは、前回の記事↓にまとめてあるので、是非読んで欲しいです。


・「靴からコーディネートを組む」を意識

講座で、コーディネートは靴から組むという考え方を知って衝撃でした。しかしその後、沢山の素敵なお洋服たちと出会い、私の関心はしばらく靴よりも服の方に向いてしまっていました。しかし今はそれも落ち着いて、気になる服を見つけた際は反射的に「どんな靴とバッグが合うだろう、その靴が私の好きな靴じゃないとこれはワードローブに入れられないな」と考えられるようになってきました。
実際に運命の靴を手に入れてしまえばもっと単純な話だと思うので、早く試着の旅をしたいのですが、なかなか実行できていません。来年には出会っていて欲しい!


・ベーシックはつまらないと思っていたが、偉大。

靴よりも服!状態になってしまったように、最初はシンプルでベーシックな服より可愛い服にばかり目がいってしまいました。でも、今はわかりました。結局シンプルというのは強いです。迷わずどんなところにも着ていける服があるというのはめちゃめちゃ心の支えになるなと、とくに敷居の高いハイブランドのお店に行くようになってひしひしと感じています。


・自分への理解が深まった

自問自答ファッション講座で気が付いた、演出された存在になりたいという私の願望ですが、一年経ってみて、もしかするとちょっと違うんじゃないかなと思い始めました。
ファッションが楽しくなって、自分に自信がついてきたことで、余分な見栄やプライドが無くなって、だんだん心がシンプルになってきたといいますか…一年前は「これだ!!」と思っていたことも、また違った捉え方ができるようになりました。
詳しいことは超個人的な話なので割愛しますが、この記事にまとめているのでもしご興味ある方は読んでみてください。


3.これから考えていること


この一年で、服装は行動を変えるということを実感したので、これからは10年後のこうありたい未来ともっと向き合って服選びをしてみたいなと考えています。

しかし、どうやら私の心はまだまだ発展途上のようなので、二年目はあえてコンセプトは決めずに、何十万という思い切った買い物もしない(つもり)でいることにしました。

ということで、自問自答ガールズ二年目の私の方針は「リミッターを外してみる」「観察に徹して結論を急がない」の2つに決めました。

・リミッターを外してみる

あきやさんのブログを参考に、意識的にファッションのリミッターを外してみようと思います!

ブログ内でオススメされている項目はこちらです。

・嫌いな服を着てみる
・好きな服を着てみる
・高価な服を着てみる
・思いっきりシンプルな服を着てみる
・1着の服で毎日過ごしてみる

上から3つは試着のことですね。
試着は本当に大事だと思っているので、今後は高級ブランドに沢山足を運んで、経験値を積みたいです。靴とバッグ優先で探したいのですが、苦手で避けていたパンツもいろんなものを試着してみたいなと思っています。

ジルサンダーの試着経験から推測するに、似合わない服は、良いものを知らないだけかもしれないので、可能性を狭めずに自分の体で試してみたいです。

残りの2項目、まず「思いっきりシンプルな服を着てみる」についてですが、私は柄物はほぼ着ません。むしろ柄を着るのがリミッターを外すことなんでは?ってくらい着ません。そこは試着で挑戦してみようかなと思います。

ただ、色ものは深く考えず買ってしまうタイプなので、白黒しか買わないことにしようと思います。例えばユニクロなどの安いお店で、ちょっとピンクとか似合ってしまうとコーデを無視して買ってしまいがちなので、そういう無駄遣いを意識的にやめようと思います。

次に「1着の服で毎日過ごしてみる」ですが、こちらは講座を受ける前から実行していました。しかし冒頭にも書きましたが、それは「センスのなさで被るダメージを最小限に抑えるため」という悲しい理由からでした。

今回の服断食はもっと前向きに行きます。「思いっきりシンプルな服を着てみる」も同時に叶えられるということで、foufouのワンピースで実行することにしました。

foufouの服はとても人気ですが、形が自分にバッチリハマっているかというと違いますし(そもそも果敢にNO試着で買ってるのでそれは当然)、実は服のディテール自体にときめいているわけではないので、私にとっては100点の制服ではないです。

ですが、私の手が届く値段で、かつモノトーンで、作り手のこだわりを感じる造りである、というところにとても惹かれています。大量生産ではない、アツい一枚なところが好きです。着た時に自信をくれます。

そんなfoufouのコンセプトはこちら。

健康的な消費のために
適度にお洒落で、適度に使い勝手のよく、適度な価格の服に文脈を持たせ、提供する人達の暮らしや消費を変えるブランド

そうそう。とても適度なんですよね〜。

ということで追加でもう一枚購入して(果敢)、それに合わせてインナー等も用意したので、しばらくはこのワンピースを中心に組んだモノトーンコーデでいこうと思います。
靴下だけは差し色に赤を買ってみました。
※突然の実写

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こちら、あきやさんおすすめの靴下屋のものです。

ちなみにfoufouを100点としている方も大勢いらっしゃって、その界隈では合わせる靴や鞄の定番があるようですが、私はあくまでも日々の修行のために着る、いわば作務衣としてのfoufouですので、foufou沼ガールズの擬態はしない方向で行くつもりです。

持っている服に合わせて周りを選びがちなので、そこをゴールと間違えないように、ここで自分に言い聞かせておきます!foufouは作務衣!!

また、再び制服化をするに当たって、今まで着ていた中途半端に選んだ秋冬の服は、在るとついつい着てしまいますし、そうするとシンプルが崩れて、何より過去の自分が呼び起こされて心がくすんでしまうので、この度、思い切って捨てました!!


…嘘です!袋に入れて部屋の隅に隠しました!

そして最後にもう一つ。
「思いっきりシンプルな服を着てみる」とは矛盾してしまうのですが、休日はなるべくアクセサリーをつける、というのも目標です。私は普段からアクセサリーをする習慣が本当になくて、宝の持ち腐れになってしまっているのと、やはり身につけると圧倒的に盛れるので、そんな自分をデフォルトにしたいという気持ちがあります。

・観察に徹して結論を急がない

去年は、すごくコンセプトについて考えた一年でした。しかし、最近になってようやく、今の自分が講座を受けた頃の自分とかなり違ってきていることに気がつけました。

自分とズレたコンセプトで服を選んでも、良い結果にはならないと思うので、自問自答の波が落ち着くまでしばらくコンセプトには拘らず、試着経験を重ねたり、新しい挑戦をしながら、変化していく自分の心の観察に徹してみようと思います。コンセプトを決めて服を選ぶのも大事ですが、選んだ服からコンセプトに気づくこともあると思うので。大きな買い物は、心からこれが自分のスタイルだなと落ち着けた時まで待とうと思います。

あきやさんが「ファッション感覚」という言葉について熱く語っている大好きな記事があって、

この考えでいくとファッション感覚で1秒でも早くハイブランドのものを買ったほうがいい気がしますが、私は普通の会社員ですし(それも十分ありがたいことですが)服以外にも欲しいものがたくさんあるのでそうもいきません。お金を貯めて、選び抜いて、買う。消費のスタンダードスタイルで行きます。


以上が私の1年間の変化のまとめです。
いかがでしたでしょうか!

いや〜、節目で振り返るって超大事でした。

一年間を振り返ってみたら、いろいろな「こうしたいな」って気持ちが出てきました。きっかけとなった、あきやさん&記事に出てきた自問自答ガールズの方に大変に感謝です!! 


それにしても、一年前に受けた講座をまだまだ活かし続けている、これってすごいことですよね!私はイメコンをたくさん受けましたがどれもすぐ無視してしまっていたのに。あきやさんのサービスは本当にコスパがよい…!

前の記事でも引用しましたが、私が自問自答ファッション講座に申し込もう!と思ったきっかけのひとつが、あきやさんのこちらの考え方です。

・一時的な解決より一生使える考え方を
お腹が空いている人に1食分のご飯を渡しても、悩みの解決は一時的なことです。それよりも「一生ご飯が食べられるようになる働き方」を教えたほうが良いでしょう。私は一人で問題解決ができるようになる方法を教えたいのです。

まさにこの言葉通り、一人で問題解決ができる方法を教わってしまったな〜という感じです。

まだまだ絶賛自問自答中なので、来年もまた変わっているんじゃないかなと思います。焦らずこつこつレベル上げの一年、次の10月に一体どんな自分になっているのか、今からワクワクです!お付き合いありがとうございました。それではまた〜。



信じないことが信条🍤