MADの合作

動画を作るときに進捗を見せ合ったり、人から感想を聞いたりしながら作ったことがほとんどない私ですが、過去に何度かMADの合作に参加したことがります。

数少ない貴重な経験でした。

私が参加した合作には大きく分けて2タイプありました。

ひとつは参加者各自が完成されたMADを作るというもの。

もうひとつは、ひとつの作品をパート分けして各自の担当パートを作成するというもの。

各自がひとつのMADを作って繋げるタイプの合作はもう自由にやらせてもらいました。気を付けることといったら動画サイズやフレームレートくらいですかね。

気は楽なんですが、主催する方としか連絡を取らなかったりするので、他の参加者さんと仲良くなったりするには積極的にコミュニケーションをとっていかないといけません。これが難しい。

もう一方のひとつの作品をみんなでパート分けする合作はですね、いろいろ気を遣うことがあります。

まず周りがAeだった。AviUtlで作ってるの自分だけで大丈夫かなって、正直ちょっと不安はありましたね。

次に作風です。みんなでひとつのものを作るのはとても難易度が高いと思います。

統一感を出すには、コンセプトを共有して作風や雰囲気も寄せていくことになると思うんですが、作者の個性との兼ね合いが難しくなってきます。

参加した合作の中には、作風を統一するかどうか決められていないものもありましたが、そのときは気にせず自分らしく作りましたね。

seguimiだから呼んでもらえたんだということを考えると、周りにあわせて得意でもない作風に変えてしまってはseguimiを呼んだ意味はないんじゃないかって。

AviUtl使いで手描きのエフェクトとか使った動画がすきなんですけど、知らずに呼んでがっかりされても、”わためは悪くないよね”の精神でやってもろて。開き直りも大事です。

普段一人で動画を作っている私にとって、合作は知らない人との出会いでもありました。

一緒に合作をしたことをきっかけに仲良くなったり、お話しするようになったりもしました。

最初の一歩は怖かったけど、今ではやってよかったなって思います。

もし合作やイベントに参加しようか迷っているなら、一度はやってみたらとアドバイスしたいですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?