【コンペ受賞作品】書くのが辛いときこそ、スクールでライティングを学ぶのがオススメ!
「書くのが辛い」
そう吐露すると、周りはジャニーさんばりの気軽さで、「そんなに辛いならやめちゃいなYO!」なんて言ってくる。うるさいッ!とちゃぶ台を返したくなる。簡単にやめられるなら悩んでない。
だって自分には「書くこと」しかない。だから今日まで、一生懸命続けてきた。
でも黙々と自分の創作に浸ろうとすると、周りの反応が目に入る。周囲がどんな「評価」を受けているか簡単に見える時代だ。ひとたびSNSに投稿すれば、いいねの数やフォロワー数、ランキングなどなどであらゆるものが丸見えになる。
羨望、妬み、自分を卑下する心。それらが筆を重くする。だんだんだんだん書くのが億劫になる……。
——————
はじめまして、こんにちは。アニーと申します。今日はいつにも増して引かれる覚悟で書いています。
私は、昔から趣味で小説を書いていました。いつか文章を書いて食べていけたらいいな、という淡い夢も持っていました。
数年前のある日、何を血迷ったか作品を初めてSNSに投稿したのが運の尽き。どんな感じだったかは、冒頭に書いた通り……。
ほんの半年前までの私は、人目を気にしすぎて、完全に他人軸で文章を書いていました。書いているのは自分のはずなのに、他人に支配されているかのような感覚。書きたい、楽しい、という心を忘れてしまい、書くのが苦しくて辛くてたまらなくなったのです。
これではいけない。なんとかしたい。そう思っていたときに見つけ出した打開策は、「スクールに入って、ライティングをイチから学ぶ」ことでした。
そしてこれがとても良い変化をもたらしたので、今日は悩んでいる人の助けになればと思い、筆を取りました。
今、書くのが辛い人。でもやめたくなくて、書くことをいつか仕事にできたらな、と考えている人。そんな人に向けて、書いてみたいと思います。
書くのが辛いときは、プロに良いところも悪いところも指摘してもらおう
悩む原因のひとつは、「自分の文章に自信がない」からだと思います。私もそうでした、というか今も割とそう。でも、ライティングを学ぶことで、少しずつ自信を手に入れつつあります。
スクールで自分の文章の良いところや悪いところを客観的に指摘してもらうと、改善点が明確になります。
そして次の文章を書くときは、伸ばすべきところは維持しつつ、指摘を受けたところを改善していく。これを繰り返すことができれば、少しずつ良い文章が書けるようになるはずですよね。
ちなみに、あなたを悩ませている文章が、小説なのかノウハウ記事なのか何なのかはわかりませんが、スクール選びの際には、いろいろなタイプのライティングが学べるところを選択することをおすすめします。
気分転換にもなるし、新しい発見にも繋がるからです。
私が学んでいるスクールでは、簡単な自己紹介文に始まり、SEO記事、インタビュー記事など、さまざまな記事制作を通してライティングの技術を鍛えることができます。
これまで小説ばかり書いていた私ですが、知らないジャンルの文章の書き方を学んだことで、一気に視野が開けた気持ちになりました。
小説の書き方は学べないものの、どうしたら読みやすくなるのかとか、どうしたらよりたくさんの人に読んでもらえるのか、といったWebライティングの視点から書き方を学ぶことはとても勉強になります。
また、インタビュー記事の制作をきっかけに、将来的にインタビューライターとしてお仕事ができたらいいな、という考えにも至りました。
辛いときこそ、「今頑張ってる!」という実感を得るのが大事。いろいろなライティングスキルに触れつつ、客観的に評価してもらうことで、根拠のある自信と目標を手に入れることができるはずです。
書くのが辛いときは、比較をやめて周囲をお手本にしよう
継続しないとうまくならない。当たり前なんですけどね。
でも、書かなきゃ書かなきゃ、と思っているときに限って、他の人や自分に向けられる「いいね」などの評価数が目に入ってきたりする。その結果、書くことに全然集中できない……なんてことありませんか。
そういうものを気にせず書くにはどうしたら良いのか。メンタルトレーニングのような話になってしまいますが、これにも、ライティングを学ぶことが役立ちます。
スクールで学んでいると、課題が次から次へとやって来ますから、嫌でも文章を書くことになりますよね。仕事の悩みは仕事でしか解決できないように、書くことの悩みも書くことでしか解決できません。書くことが辛いときこそ、強制的に書きまくるべきなのです。
それに加え、同じスクールの受講生さんと交流し、励まし合えるような環境があればさらに最高です。苦しいときって、独りで悩みがちなので。
ここで大切なポイントは、「同じスクールの受講生」という点です。ただの創作仲間ではなく、似たような思いや目的を持ち、同じように学んでいる人と交流を持つことが大事です。
そういう意味では、受講生どうしの距離が近いスクールを選ぶのが良いかもしれません。
かく言う私のスクールでは、受講生どうしがSNSを通じてやり取りする文化があります。そしてこれが、メンタルを叩き直す上でとても良いチャンスとなりました。
「だれかの役に立ちたい!」と発信を続ける人。
「今日からnoteに毎日投稿します!」と宣言して実行する人。
ほかの受講生さんの頑張りを身近に感じていると、正直、数なんか気にしてる場合じゃないぞと。いちいち落ち込んでいる暇があったら私も書くんだと、考えをあらためました。
比べるなら昨日よりできるようになったことを数えて、がむしゃらに、前向きに継続すること。私もまだまだ修行中ではありますが、これがスクールで学ぶ中で得たいちばん大きなメンタルの変化です。
さてここで、私が学んでいるスクールもご紹介しておきますね。
「SHElikes」は、ライティング専門の学校ではありません。いろいろなスキルを身につけられるオンラインキャリアスクールで、ライティングは数あるコースのひとつです。
驚くべきは、ひとたび入会すると、20以上のすべてのコースを受講し放題、ということです。マーケティングやブランディングなど、書くことに役立つコースもたくさん用意されており、私はライティングの勉強の合間に受講しています。
キャリアチェンジや仕事のスキルアップがしたい人のためのスクールなので、これからもずっと趣味で書きたいという人には合わないかもしれません。
でも、私がここまでに述べてきたような、「さまざまな種類のライティングスキルの習得」や、「励まし合える仲間づくり」はバッチリできます。また、いろいろ学んでみたい!ゆくゆくは書くことで食べていきたい!という人には、ぜひおすすめしたいスクールです。
気になった方は、ぜひ体験レッスンを!
※ちなみに2021年10月時点では、女性専用スクールだそうで……男性の方、すみません!
他人軸ではなく、自分軸で文章を書くということ
はじめの方に、「書いた作品をSNSに投稿したのが運の尽き」と書きました。
でも、もしかしたら、あのとき感じた苦しみは運の尽きなんかではなく、他人に囚われず、自分軸で文章を書くことの意義を考える第一歩だったのかもしれません。
あなたの人生の主人公があなたであるのと同じように、あなたが書く文章を一番に読み、嘘偽りなくあなたのファンでいてくれるのは、あなた自身です。
あなたが、人生の多くの時間を割いて打ち込んできた「書く」ことを、本当に楽しむなら今がチャンス。
辛いときこそライティングを学んで、苦しみを乗り越えた先に見えるものを手に入れに行きませんか。