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なにソ連?おいしいの?

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主にソ連、時々ロシアの生活とかデザインとか博物館とか、そんな話題をお届けしたりしなかったり。
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記事一覧

電話の歴史博物館

 今や「ダイヤルを回す」という表現など、すっかり死語だろう。通信の進化の結果、電話はもは…

露傍の石
2週間前
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一部記事有料化のおしらせ

 大変ご無沙汰しております。  みなさまもご存知の通りの出来事によりさすがに記事を書く気…

露傍の石
2年前
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A.E.フェルスマン記念鉱物学博物館

 鉱物というのは少なからず熱烈なマニアが存在する分野だが、門外漢には、その面白さは今一つ…

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露傍の石
2年前
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ゲーム・オブ・それーんず

 ソ連の娯楽産業は慢性的に低調であったが、やがて娯楽振興に向けた動きが始まる。1970年、ソ…

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露傍の石
4年前
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パッケージに包まれたなら(後編)

”きっと 目にうつる 全てのことは パッケージ” 1930~50年代は、パッケージや広告デザイ…

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露傍の石
5年前
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パッケージに包まれたなら(中編)

”パッケージに包まれたなら きっと 目にうつる 全てのことは メッセージ” そう、全て…

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露傍の石
5年前
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パッケージに包まれたなら(前編)

”パッケージに包まれたなら きっと 目にうつる 全てのことは メッセージ” ムリヤリ感ある書き出しですが、なるほど商品のパッケージというのは、製造者のメッセージでもあります。また、時にパッケージデザインは時代を色濃く反映することも。 そう、全てのことは、パッケージ。(ムリヤリ感) というわけで、2013年にモスクワデザインミュージアムで開催された、「パッケージデザイン made in Russia」展のレポート。以前某所に掲載したものを加筆修正して再掲です。 まずは帝

モミの木は残った

 モスクワもいよいよ、街中がツリーだらけである。  ロシアではクリスマス、正月、ツリーの…

露傍の石
4年前
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モスクワの灯り博物館

 街灯が、我々にとってすっかり当たり前の存在となって久しい。しかし当然ながら、それが当た…

露傍の石
3年前
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どです家電

 くそみてえな1年が終わろうとしているこの頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今月は少々…

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露傍の石
3年前
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インド人を右に!

 今月は本当は博物館レポをするつもりだったのだが、多忙と怠惰が重なり、頓挫。やむを得ず、…

露傍の石
2年前
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私を映画に連れてって 70年代からソ連末期まで

 今回は70年代以降のポスターの筈だったが、前回、60年代の児童向け映画のポスターを4点+1を…

露傍の石
3年前
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私を映画につれてって 30~60年代の映画ポスター

 今回は、ソ連の1930~60年代のポスターを見ていこう。画像クリックで拡大可。  アヴァンギ…

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露傍の石
3年前
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私を映画に連れてって

 そういえば以前、「銀幕のソ連史」で、映画史の話をシリーズ化していくような事を言ったな?  あれは嘘だ。(ポイッ  ̄ ̄ ̄}    ))   /  ( ̄) アアアアアアアアアッ(廃棄される下書き)   |  と(; ´Д`)つ  /  思いのほか書くのがしんどかった。  映画史については書けないが、その代わり、ソ連の映画ポスターの話をしよう。  映画がイデオロギー装置として優秀であることは明らかで、新興ソビエト政権も当然、大いに関心を示していた。レーニン自身、「あらゆ