日記 2024.05.01(水)

「ふくしひとみの浅草大演奏会」というコンサートを観に行った。一緒に行く相手を決めず前売りチケットを2枚購入していたのだが、妻は仕事で行けず、実家の両親に声をかけたところ父が行くことになった。前情報無しで観た父の最初の感想は、「凄いとしか言えない」だった。斯く言う自分も「とにかく凄かったね」としか言葉が出なかった。

技を磨き上げたプロのピアニストが、卓越した演奏技術でピアノを弾き、1つの曲の中でトイピアノやタップやドラムを織り交ぜる。ダンサーも登場するミュージカルや演劇の要素。東北の方言を使ってのラップ。自分も知っているクラシックの有名な曲に、恐らく誰もやらない/やれない形で息を吹き込まれていた。

帰りがけに家の近くの酒屋に寄ったら、客の一人が店員に話しかけていた。「疲れた時には90年代の曲を聴くと良いヨ。疲れが取れるから」と軽いノリで話すのは、本人もしくは両親が欧米出身と思しき中年男性だった。我が街にもデーブ・スペクターがいる。いや、高田純次かもしれない。嬉しいことだ。

酒屋ではブルガリア産のワインをジャケ買いした。葡萄の品種はメルロー。会計時、近所のバーのマスターに偶然出会し挨拶した。

駄文ですが何卒よろしくお願いします