マガジンのカバー画像

閑話休題シリーズ

17
運営しているクリエイター

#中国語学習

今年もありがとうございました

2023年も残すところあとわずか。2023年は皆さんにとってどのような1年でしたか? 本noteにとって、そして私にとって、今年はいろいろな転機があった1年だったと感じています。 本noteではかねてから、翻訳を目指す人、中国語を勉強したい人に向けて1週間に一回配信でやってきましたが、今年8月、9月は遂に、前々からやりたいやりたいと言っていた、X(旧ツイッター)のスペースを使った「中国語ニュース翻訳勉強会」「中国語初級者・中級者向け勉強会」を主宰させてもらいました。 私

中国語を習得したかったらならやっぱり留学なの?

X(旧ツイッター)の中国語学習界隈のポストをつらつらと見ているとたまに目にする言葉があります。それは「やっぱり中国留学や中国での滞在の経験がないと中国語の習得は難しい」といった意見。 これについて私自身は、中国での留学、中国での業務を通じて中国語のレベルを飛躍的に上げたという成功体験があることもあり、全否定をするつもりはありません。 そもそも中国語に限らず、外国語の上達・習得に必要なのは「リーディングとライティング」「ヒヤリングとスピーキング」に分けて、それぞれ「インプッ

閑話休題(4)――私の師匠

先日、私の中国語/中国の師匠の一人でもある愛大の加々美光行教授がお亡くなりになりました。 ご冥福をお祈りすると同時に最近は、私のこれまでの中国語/中国の師匠について思いをはせるようになりました。 ◇◇ 私自身中国語/中国の「師匠」と呼べる先生はこれまでで数えるほどしかいません。その多くの方は既に鬼籍に入っていらっしゃるのですが、やはり私に最大の影響を与えた先生は、高校の漢語の先生でしょう。 その先生は私に中国語との出会いを下さった方です。閑話休題(2)でもお話をしまし

閑話休題(3)──2022年今年の抱負と野望

2022年も3日が過ぎました。おかげさまで当noteも開始してから2回目の正月を迎えることができました。私の記事更新のモチベーションを支えて下さっている皆さんには本当に感謝しています。 ただ最近では過去の記事を補足するような記事が増えたためか、若干内容がマンネリ化しているように思っています。以前から私の記事を読んでいる方の中には、「またこのネタか」と思われている方もいるかもしれません。まぁ語学能力向上にせよ、通訳・翻訳能力の向上にせよ、「重要なことを繰り返して体と頭に叩き込