ダンスの時に私が考えていること
こんにちは、ダンスが大好きなディレクターえんです。
いつも自分の趣味の一番目に挙げているダンスとの出会いというと、4、5歳児の時に親からバレエショーの劇場に連れて行って、プリンセスみたいなバレリーナさんを見て「ダンスやりたい!」と宣言しました。
開脚のストレッチングとトゥシューズの痛みに耐えられなく、トレーニングした時に何度も親に騙されていたのではないかと思いながら、何となく続けていました。
しかしそう言っていてもダンスを学んだ過程の中で得たものが多くて、ダンスだけではなく自分の成長に対しても啓発される部分もあり、この機会でシェアしたいと思います。
ジャンルについて
私のダンス歴を言うと学生時代はバレエ、中国風の民族ダンス、kpopなど色んなジャンルをやったことがありましたが、コロナが落ち着いてダンスを再開した時から現在まで学んでいるジャンルはjazz-hiphop/jazz-funkと呼ばれています。
現在は週2~3くらいクラスに通っていますが、リモートワークが終わる瞬間でスピーカーをonにして、音楽に体を揺らしながら身支度をします。その時間から少しずつ気持ちの切り替わりになり、教室に入る瞬間にスタジオならではの照明に合わせ、今からはダンスタイムだと、別世界にいそうな気持ちになれます。
ストレッチング
―自分の体とちゃんと向き合う気持ちを忘れずに
本気のダンスをやる前に、必ずストレッチングをします。
それはけがを防ぐために不可欠であることで、もう一つの役割は今日自分の体の調子をチェックできます。
例えば、今日なんか右側の肩が動きにくいな、仕事した時の姿勢のせいであれば明日から注意しよう!
あるいは、今日の開脚は先週よりやりやすくなっている!キックの振りがあればもっと角度が上がるかもと最近の自分の体を知るチャンスです。
ここで注意しないといけないのは、気合を入れすぎて逆にケガする可能性がありますので、無理して他人の角度に合わせる必要はありません。
実はダンスを始めたばかりの時に、自分だけ腰を下げられなくて恥ずかしいと思ったこともありましたが、体の柔らかさは人によって異なっています。若い子、例え同い年でもダンス歴が長い人はもっと柔らかい可能性が高いです。
同じレッスンを受けても、皆の背景がそれぞれ異なりますので、他人と比較するより、どこまでやるかを自分の体と相談してから決めるのが大事です。
アイソレーション
―基礎が大事
アイソレーションとは、ダンスする前に、体のパーツを一個一個動かすことの訓練です。
例えば胸の左右、前後移動とロールなど、自分が到達できる最大限まで動くのがポイントです。
ウォームアップした後に、やっと振りに入れるのに、こんな地味な動作の繰り返しで、時間がもったいないと思われるかもしれません。しかし、実は世界中で有名なダンサーでも毎日4時間くらいをかけてアイソレーションを練習する方も多くいらっしゃいます。
日々の積み重ねで体の可動域が拡大できるのが自分の実感で、体の各部分一個一個の動きに慣れることによって、ダンスの質感がアップできます。
コレオ学ぶとパフォーマンス
―間違えてもいいので、思い切って楽しんで踊ってみてください
その後、楽しみにしている振り付けに入りますが、限られた時間内にコレオを覚えるのはかなりチャレンジ的なことです。
集中力との戦いとも言えますが、慣れと経験値の影響も大きいです。追いつかなく、よく間違える時ももちろんたくさんあります。
少しのコツを言うと、最初は2エイトか4エイトまで集中して覚えて、覚えられる分だけ頑張って自分のものにするのを挑戦してもいいと思います。
自分の先生が毎回音楽をかける前によく言う話があります。
「間違えてもいいので、思い切って楽しんで踊ってみてください」
時には風、時には雨、時には猫やゾンビなどになる気持ちでパフォーマンスし、普段の自分から脱出して非日常を味わってみましょう。
他人にどう見られるかを心配するかもしれませんが、その空間にいる皆は他人より鏡の中の自分を意識することが多いので、恥ずかしがらずに自分に集中して楽しんでいるのが一番です。
終わりに
ダンスの学問について、これから自分も模索しつつあります。この記事はあくまで個人的な経験談で、皆さんに少しだけ共有させていただきます。
もしある日、仕事の終わりに体が硬い、、、動きたい、ダンスを試してみようかなと思う時に、この記事を見て少し不安を減らすことができたら嬉しいです。
以上、えんです。
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