見出し画像

社会人1年目の新しい夏の過ごし方

こんにちは、webディレクターのココナツです。

社会人になって早5ヶ月、ここで突きつけられた現実。それは『学生のような悠長な夏休みはもうない』ということです。
夏休みがない人生初の夏、その中で得た有給、5日間の連休の中で何をして過ごすか。これは今後の労働人生を左右する出来事になると確信。そうと決まれば、5日間をどう素晴らしい休日にするか考えねばなりません。


1.素晴らしい休日とは何か

私にとって素晴らしい休日とは何か、それは『何もしない』ということです。そう、これは“最高”の『何もしない』5日間のために力を尽くしたお話です。

『何もしない』のに“最高”を作り出す

これって人によってその定義は全く変わってくるものだと思います。特に“最高”。なのでここで私にとってそれらは何かと改めて考え、以下のように定義しました。

『何もしない』=私自身は労力を感じていない
  “最高”  =マイナスイオンと充実感を感じる

2.マイナスイオン編:素晴らしい休日を実行する為に

素晴らしい休日を実行するためには、自分の身を置く環境を変化させる必要があると考えます。
自分の部屋にいては東京の蒸し暑さにやられるだけですし、かといって連日観光するような外出をしては暑さと情報量にやられ疲れてしまいます。
さてさて、私の要望を満たすような場所は、、、自然、それも涼しくて木陰があるような、森、うん、森がいい。

長野県 青木湖 湖畔にあるキャンプ場
朝-夕-夜
お犬様も一緒に

ここで『何もしない』5日間を過ごすことを決めました。

『何もしない』でも、森、そして湖畔という立地はその土地がマイナスイオンを感じさせてくれます。
何より、昼でも外のハンモックで昼寝ができる気候、暑さが酷くなった時には湖に飛び込めばいいという環境。東京のコンクリートジャングルからは考えられません。

3.充実感編:素晴らしい休日を実行する為に

困りました、しかしこれでは充実感が少々不足しています。
私にとっての充実感、それは読書でしょうか。
本の虫ではありませんが、ふと手に取ると時間を忘れて読みふけってしまう、毎日ではないからこそやってる感があり充実感を感じるのです。
ここ1ヶ月はあまり本に手が伸びていなかったこともあり、積読状態。
そこから4冊、キャンプのお供に厳選。

1.夢の守り人
私の1番好きな作家、上橋菜穂子さんの守り人シリーズ3作目。
他シリーズである獣の奏者ファンでしたが、代表作である守り人シリーズを読まずして作家ファンは名乗れないと読み始めました。私が日常で感じる社会的な違和感をファンタジーの中に織り込み、新しい角度からの発見や問いを与えてくれる作家さんです。

2.ハッカーと画家
私には難しく進んでは止まってを繰り返していましたがこの度、晴れて完読。“ハッカー”=”いいエンジニア”とは、という話が”画家”=”アウトプットの美しさの重要性”と共に語られているエッセイ本と理解しました。クセありですが、自分にはない視点が多く新鮮で面白かったです。また、IT業界へ未経験で飛び込んだ私にとっては最初の数ヶ月にITを理解する助けになってくれました。

3.ドリルを売るには穴を売れ
マーケティングへの興味を話した際にお勧めしていただいた本。消費者視点ロイヤルファーストでマーケティングについて解説。今まで気がつかなかった細かな施策(特に飲食店)にハッとさせられ、マーケターの心理面白ろ、となるような初心者にも分かりやすい本でした。

4.任天堂
ゲームオンチで全くゲームをしない私が、ゲーム以外の観点から普段関わっているチームが何を大切にしているのか理解するため手にとった本。正直ゲームするよりこの本読んでる方が面白かったと言ったら絶対怒られる。モノだけでなくその先のヒト、”人の喜び”を追求している企業なんだ、と。私も大切にしたいなと思わされました。

自分の趣味を満たしつつ、仕事から離れていてもちょっと勉強している感。
これぞ充実。

4.夏休みのない夏

涼しげなマイナスイオン感じるキャンプ場で、ハンモックに揺られながら読書で充実を実感。
これって、『何もしない』のに“最高”を作り出せちゃってませんか。
ます。私がはいと思えばはいです。

本読んでるじゃんというツッコミは、最初の定義、『何もしない』=私自身は労力と感じていないに反していないため問題なしです。

こうして、9月に入り夏休みのない初めての夏が終わろうとしています。

えー、この夏を通し、気づいたことがあります。
それは、意外と『夏休みいらない』ということです。
はい、ズコーーーーーーー。

普段の業務でまだまだひよっこだからということもありますが、そもそも労力と感じていなかったのかもしれません。
しかしその業務内容を楽しく思えていることはどんな質問をしても丁寧に答えてくれる上司や先輩のおかげであり、今回1年目の私が1番に9連休も取得できたのも皆さんのおかげ100%です。ほんっとうにいつもありがとうございます。(こんなところで急に感謝の告白失礼します)

ただ、このように自然の中で過ごす時間は欲しているため『夏休みいらない』は自然の中からリモートワークできれば、という前提ではありますが。今度、上司にダメもとで聞いてみようと思います笑

結論、夏休みのない夏も意外と満喫できる。
このマインドで来年もいられるよう、感謝を忘れない前提ではありますがのらりくらり生きていきたいと思います。

さてみなさん、次は食欲の秋を楽しみましょう。

最後にキャンプの飯テロで締めます


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?