私が海外で日本人と仲良く出来なかった訳

お久しぶりです。Coloréです。

ブログを始めたのは良いものの、書く内容が思いつかずすごく久しぶりの更新になってしまいました。

今回は私が海外で日本人と仲良く出来なかった訳についてお話します。

海外に転校して最初の学校(一年未満の在学)で英語がほんの少し喋れるようになったのですがあまりにも日本人が増えてきてしまった為、別の学校に転校しました。入学テストでは英語専門のクラスに振り分けられましたが、入学当日実力を試すエッセイを書けと言われ書いたら普通のクラスに参加が決まったことが始まりでした。

次の日、普通のクラスで授業を受け、休み時間に英語専門のクラスの子たちに廊下ですれ違った時、

「どうやってあっちのクラス入ったの?」

と聞かれ、事実通り

「エッセイを書いて判断された」

と答えても、曇った表情が消える事はありませんでした。たった一日同じクラスに居ただけのまだ仲良くもない子達に仲間外れにされた気分でした。

前の学校のスケジュールと相まって新学期より三週間ほど遅れて学校に入った私はすでに普通のクラスでも英語専門のクラスでも壁を感じ、最初の頃唯一頼ったのが家族でした。まぁ、それも後々少し後悔するんですけどね。

嫌われてるというよりは仲間として見てもらえないと思った私が恐怖を感じたのが情報の伝達速度です。え?5G?もしかしてそんなんじゃなくて10Gぐらいでしょ?

日本人のお母さんたちの連絡網、情報網ってすごく広くて浅いんです。私がフランス語の授業を初めて受けた二日後にフランス語喋ってと言われたり、体育の体力測定の結果を知っていたり。私のお母さんが少し口に出したものが次の日には他の家族の子供に伝わっている。怖いですよね。

賞を貰えば褒められるのではなく、他の親に羨ましがられ、他の褒められたい子に妬まれる。私が学期末に一番手助けをした事を称える賞をもらった時の翌日には日本人の子に

「〇〇賞貰ってたね!何してあれ貰えたの?私のお母さんもあれ欲しいって言ってた」

と言われた時には全身に鳥肌が立ちました。

え?私が賞があると知ってて手伝いをしていたとでも?そして、お母さんも欲しいって何?自分の為の賞じゃないの?

こうやって私は日本人の行動に次々と疑問を抱えるようになり、自分から距離を置き、話しかけられることもなくなっていきました。

私が学生(中高生)として感じた海外で日本人と時間を過ごすメリットとデメリットをご紹介します。

メリット:
+行事や助けになる情報が早く入ってくる
(+その分、成績や成果につながり、良い評価と印象をもらえる)
+日本にて大学受験する場合、十分なアドバイスを貰える
デメリット
ー英語の上達が遅い
ー自分が隠したい事も大抵みんなに知られてる
ーグループを抜けると一気に友情が消える

決して海外にいる日本人を完全否定しているわけではありません。仲良くなった日本人も数人います。でも、確かに英語を流暢に喋る日本人の子達は現地日本人の友達が少ないです。

英語を勉強しに海外に留学する方達には、圧倒的に英語を母国語として喋る友達と一番仲良くなることをお勧めします。

私が経験した険悪感を他の方が感じずに済めばいいなと思い、今回少しネガティブにもとれる内容について書く決断をしました。でもこれが事実であり私が実際に感じた感情です。

留学にはいろいろな目的があると思うので、その人とその家族が得たい経験や価値を見つけるのが大事だと思います。海外に留学や転校される方々、一生に何度もできない経験です。精一杯に楽しんで、その国の文化を経験してみてください。

読んでいただき、ありがとうございました。




前回と同じようにここからは個人的な話です。苦手な方は戻る事をお勧めします。

私の場合は留学ではなく、親の仕事での転勤だったので最初はすごく反対的で嫌々学校に通っていました。でも、言語が喋れるようになる快感、そして新しい友達と築いた友情などに気付いた時には、自分から残って学校に通う決断をしていました。

転校から約一年半頃、自分のクラスにたまたま遊びに来ていて話したの2人の子が、今でも私の一番の友達です。中華系の子とインド系の子ですが、二人とも英語が母国語のトライリンガルです。そして、私と一緒にフランス語を学校で勉強したので3.5ヵ国語全員喋ります。英語以外は被っていないのでミニ旅行に行ったときはすごく助かりました。今でも些細な事でチャット(矯正をはじめただの、トマトを育て始めただの)だけでなくたまにビデオコールもする楽な仲です。二人もまた別々の国で大学に進みます。何千キロ離れていても、中学と高校の思い出かけがえないですし、そこで出来た友達とは大人になっても続く友情だと思います。今度日本に来てくれる日が楽しみです。

私はあまりや成績や成果を他の人に知られるのが好きではなく、友達に成績やした事が伝わってるのに気づくたびにその友達も自分も嫌いになっていきました。だから、自分からそういう人達との縁を切ったし、自分の家族にも喋りませんでした。知られたら、言わないでくれとお願いもしました。まぁそれでもSNSに載ったりコントロールできない部分もありましたが。結局大事なのは結果と自分の気持ちなので。もちろん、自分が満足していない時に指摘や批判をされても頷く事しかできません。自分が満足していない時に褒められると腑に落ちないし、自分が満足できてない時に外野から批判されると余計傷つきます。でも、自分が満足してる時に批判されても同じ土俵に立ってから言ってくれとなるので、メンタルを維持できます。

自分の事を自分で守り、自分が満足するまでは走り続ける。これは社会に出ても通じると思うし、これをベースにこれからの人生を生きていきたい。