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㊥ 新幹線敦賀延伸で宿泊需要は高まるか/駅前ではホテル開発も進む/あわら、今後の伸びしろ大きく

2022年5月1日、あわら市のJR芦原温泉駅西口。特急列車が到着する度、モノトーンの駅舎からスーツケースを引いた観光客が出てくる。ゴールデンウイーク期間の温泉街には当たり前の光景のようだが、前年まではこうもいかなかった。新型コロナウイルスが拡大した影響で、観光客が激減していたからだ。

そして前年までと異なる点が、もう一つ。観光客が出てきた在来線「芦原温泉駅」の向こう、在来線駅舎を見下ろすような位置に北陸新幹線の高架があり、新幹線「芦原温泉駅」の外観がお目見えしていることである。

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地元新聞社で経済部の記者を長く務めた経験から書きました。

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