シードペーパー「花咲く和紙」古紙循環プロジェクト
3・23は設立記念日。
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3・23は設立記念日。

会社を立ち上げて、この3月23日で20周年を迎えます。個人事業として創業してから23年です。本当に早いものです。

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シードペーパーとの出会いは、クリスマスカード

音楽の事業をしていた頃、ある年の暮れ、アメリカのインディーズレコード会社から送られてきたクリスマスカードが、シードペーパーでした。2007年頃のことです。

クリスマスカードには「芽が出る紙です」みたいなことが書かれていて、なんて楽しいの! 日本では見たことがない! とワクワクしました。そこでそのレコード会社に聞いて購入先を調べてもらうと、現在の取引先、Bloomin Inc.だったのです。そこはアメリカのコロラド州にあり、最初にシードペーパーをつくりだした若者たちの会社でした。メールをしてみると、「日本にはまだあまりお客様がいないから、どうぞ広げて!」とすぐに返信がきて、SOUPは日本の代理店となりました。

この話をすると、なんとそれだけ?、とよくびっくりされますが、実際、何かにピンとくる、というのは、そんなものかもしれません。日本では見たことがない!と感動すると同時に、ふだん大量消費・大量廃棄の国、という印象だったアメリカが、まったく違うものに見えたことは確かです。こんなに環境やエコに配慮した国だったのか、と。(その頃はまだエコという言葉が頻繁に使われていました)日本ではまだまだそのように自由な発想の商品は見たことがなかったからです。

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 一方で、紙マッチ型の商品で、スティックの先に植物のタネがついた「グリーンスティック」は、その少し前に、オーストラリア人のミュージシャンからプレゼントされたのが、最初の出会いでした。私たち世代には馴染み深い紙マッチ。ここから植物の芽が出るという、夢のあるアイデアに私は魅力を感じました。そして、このワクワク感をいろいろな人たちと共有したいと思ったのです。

これらの商品を知ってもらうために開いたレセプションでお披露目すると、集まってくれた人たちはみな、私と同じようにシードペーパーやグリーンスティックに目を見張り、そこからノベルティとして使ってくれる企業も増えていきました。

社名のSOUPは、地球を守ろうという願いを込めた「Save Our Planet 」を略語化したもの。そのままだと壮大過ぎるので、SOUPにしたのです。

子供たちとのワークショップも続けていきます

そんななか、もうひとつ楽しみなのは、不定期で開く、紙漉き体験=シードペーパーづくりのワークショップです。子供達にいらない紙を持ってきてもらい、水とともにミキサーにかけてパルプをつくり、種を加え、ザルを使ってお手製のシードペーパーをつくるのです。昨年の夏に、横須賀の産業交流施設のイベントの一環として子供たちと一緒に楽しみました。参加者の顔が見えるワークショップは私にとって仕事の励みです。みんな一生懸命で、楽しそうで、元気をもらえるんです。

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参加型の古紙循環システムを広めたい

またコロナ渦でスタートした、かねてから目標であった日本製のシードペーパー。前回お話しましたが、試行錯誤のうえ、この春、日本製の「花咲く和紙」ができあがりました。国産だからこそできる参加型プロジェクトも力を入れていきたいと思っています。企業が自社の紙ゴミからシードペーパーをつくる古紙循環システムを世に広め、子供たちにも伝えていきたい。そして子供たちが地球や環境について考えるきっかけになれば、と思っています。

とにもかくにも、会社は20周年。さらに、パワーアップして幸せの種を蒔いていきたいです。

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シードペーパー「花咲く和紙」古紙循環プロジェクト
2008年から日本で米Bloomin社のシードペーパーを取り扱っています。2022年、いよいよ日本の紙ゴミを使って和紙の技術と融合した国産紙を発売します。「Made in 安曇野プロジェクト」の名称を「シードペーパー花咲く和紙・古紙循環プロジェクト」に変更しました。