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過敏性腸症候群とFODMAP療法

先日、過敏性腸症候群について
書かせていただきました。

そこで、過敏性腸症候群は、
治せるのか??という視点で
調べたところFODMAP療法
というものがあるということが
わかりました。

FODMAP療法とは

FODMAPとは、小腸内で
吸収されにくい糖類の略称です。

吸収されないと、小腸内の糖類濃度が
あがります。
人間の身体はその濃度を、
薄めようとたくさんの水を
小腸内に送り込みます。
水でいっぱいなった小腸は、
強い蠕動運動を引き起こし
腹痛の原因になったり、下痢の
原因となります。

また、小腸で吸収されなかった
FODMAPは、大腸で細菌叢のエサとなります。
大腸内で過剰な発酵を引き起こし、
ガスが溜まって腹部不快感が起きたり
オナラが出てしまうこともあります。

FODMAP療法とは、吸収されにくい
盗塁を含む食事を避ける食事療法です。
5週間ほど除去したあとに、徐々に
高FODMAP食を摂って行き
自分の腸に合わないものを見つけていく
過程の療法となっています。

腸と心の関係

東洋医学では、腸は心と大きく
密接していると考えられています。
腸は第二の脳と言われるくらいに
感情のコントロールを司ってきます。

お腹の調子が悪い時期が続くと
気持ちが滅入ってしまい
なかなか、抜け出せないループに
ハマってしまいことがあります。

腸の調子が悪い子は
自分の伝えたいことを、
うまく言葉に出す術を知らないのです。

自分の本音を話せるようになると
お腹の調子も変わっていくと思います❗️

心のための療法

FODMAP療法は、食べられないものが
多いので、母もストレスを抱えがちです。
子どもの協力も必要になるので
子どもが、本気で自分の身体の
コントロールがしたい!と思えるように
なった時に、初めて療法が成り立ちます。

低FODMAPは、色々なところにあり
工夫すると、いろんな食事ができます。

「食」は、人を良くすると書くので
せっかくだから、「あれだめ!」と
言わなくてもいいように
環境を整えたちですよね。

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