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子どもの不登校は親へのメッセージ

こんにちは。
Prismのきよこです。

不登校は弱いという思い込み

子どもが不登校になりはじめのころ
子どものメンタルを強くしなければ…
もっと、我慢に打ち勝つ子にしなければ…
子どもを変えなければ…

そう思っていました。

でも、結局、全て反発され
繊細な子どもは、強さの反対をいき
何でもひろって受けてしまう子どもでした。

それではいけない!
強くなれ!!と言えば言うほど
子どもは、弱い自分はダメなんだと
自己否定をしてしまい
どんどん自信をなくすという悪循環。

気づいた時には、子どもの自己肯定感は
爆下がり状態でした。

子どもは自分の鏡

子どもと対話するようになり、
結局、よわいのはダメだと思っていたのは
自分自身であることに気づきました。

繊細である自分はダメだと思い
必死に、感じないようにして
なんでもないよ!と、見せて生きてきた
自分がいることに気づいたのです。

けれど、本当の自分じゃないからしんどい。
しんどいとわかっていても、もっと頑張れば
強い自分になれるのではないかと
大人になっても必死に殻を被って
生きていました。

それでは、しんどいんだよ!
その生き方、僕は、私は、したくないよ。
そんな生き方、しなくていいんだよ。
って、子どもが教えてくれているのかもしれない
そう思えるようになりました。

弱い自分を認めたら子どもが変わった

自分の弱さを受け入れよう
弱音を吐く自分
ぐうたらしてしまう自分
そんな自分を否定せず
「そんな時もあるよね」と
自分に寄り添ってみよう。
そしたら、不思議と、子どもの弱音吐きや
反抗的に見える態度が受け入れられる
ようになりました。

そうだよね〜。
そう思いたい時あるよね〜。
わかる、わかる。
ある、ある。

私がそんなふうに変わったものだから
子どもは拍子抜けして、ガルガルした
反抗的な雰囲気が和らぎ始めました。
無気力で、何もしたくないと言っていた子が
やってみたいことを、話すようにもなりました。

否定されない環境って、ものすごく大事なんだ

と、気づいた瞬間でした。

変えるのは子どもじゃなくて自分

子どもが不登校になると
お母さんは、自分の心は蔑ろにして
必死に子どもを何とかしようとします。
でも、それでは、全く意味がない。

そんな教訓を童話にした
「北風と太陽」
というお話があります。

北風と太陽が
少年の服をどちらが脱がせるか
北風は、強い風を吹かせて
服を吹き飛ばそうといますが
少年は寒さでどんどん服を着込みました。
それに対して太陽は
少年に何かをするのではなく
自分自身がサンサンと輝くようにしました。
少年は、暑さのあまり服を脱いで
川で泳ぎ出しました。

子どもに何かをするのではなく
自分が輝けばいい
注力するのは、自分の心だということです。

子どもたちは
そこに気づかせてくれているのかもしれません。

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