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今という時間を大切に

毎日、暑いですね💦
みなさん、いかがお過ごしですか?

実は、私事ではありますが、校長である私の父が7月に他界いたしました。
昨年末に癌があることがわかり、7か月間の闘病の末、逝ってしまいました。

7月の始めに、主治医から余命1〜2か月と告知を受けたのに、翌日脳梗塞を起こし、たった1週間でこの世をさりました。

いやぁ、早すぎるよ…
せっかちすぎる父。

そして、亡くなると、スーッと冷たくなっていくからだ。

「もう、そこに父はいない」

そう感じさせられました。

父の命から3つのことを学びました。

1つは、人の命は、いつどうなるかわらない。
だから、今を大切にすることだ。

2つめは、心臓が動いているという有り難さ。
心臓が動いているから、からだが温かい。からだが動く、話せる、触れられる。
心臓が止まった瞬間から、その肉体は朽ちていき、3日ももたずと腐ってしまいます。
そして、もう、2度と触れられない時がやってくる。
心臓が動き、そこにいてくれるということは、とてつもなく幸せなことなのです。

そして、3つめは、人生は、他人にはわからない。
何十年も、医療に従事している医師からの余命宣告。
全く当たらなかった。
他人のことは、わかんない。

1か月〜2か月の猶予をどう使うか…
悩む暇もなかった。

だから、他人に人生の舵取らせてたまるかよ!
と言わんばかりに、さっさと逝く父が恨めしいわけですが…

まぁ、そういうことなのです。

他人の言うことなんて、片手間に聞いて、自分の人生に集中すればいい。
それが、自分の人生に責任を取ると言うことなんだと思います。

だって、いつ終わりが来るかわからないのだから。

毎朝、目を覚ますたびに、お前はこう言ってもいいだろう。
目が見える。耳が聞こえる。体が動く。気分も悪くない。ありがたい。
人生は美しい!

ジュール・ルナール(フランスの作家)

今、自分の肉体があること、家族がいてくれているということ。

その幸せを、噛み締める時間を持つために今があるのかもしれません。

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