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夏休みが終わる!お母さんが手放す思考とは?

こんにちは。
Prism校長のきよこです。

夏休みも終わりですね!
普通に学校に行く家庭であれば
ホッとするのかもしれませんが…

子どもが行きしぶりしている家庭や
不登校気味になっている家庭にとっては
ハラハラする時期かもしれません。

学校に行きにくい子にとっての夏休み明けとは

1年の中で、一番自殺率が上がるのが
9月だということを、みなさんはご存知ですか?

これは、夏休み明けに命を絶つ
子どもの割合が増えるためです。
その子の人生をよりよくするための
学校という存在が、命を絶ちたいと
思うほどにしんどいものになっている
ということに、大人はもっと危機感を
持たなければいけないと思います。

また、ここ数年はコロナの影響で
日常生活にも色々制限がかかり
抑うつ傾向を示す人も少なくありません。
そういう意味でも、無理に登校を
促すことが、本当に子供にとって
いいことなのか?ということを
今一度考えて、行動したいところです。

お母さんの気持ちは?

この時期の、お母さんもとても
大変なのではないでしょうか?
夏休みの宿題のチェックや
忘れ物チェック。
朝起こすのが大変だったり
学校に送らないと行かない子がいたり
やらなければいけないことが
グンっと増えますよね。
この緊張感は子どもにも伝わっています。

ちゃんと、学校に行かせないと!
ちゃんと、宿題させないと!
忘れ物をさせてはいけない!
遅刻させてはいけない!
夏休みに崩してしまった
生活習慣をちゃんと戻さないと!
自分の中で、たくさんの理想を
掲げてしまい、家事や仕事なんかも
混ざってきて、どんどんお母さん自身も
追い込まれていきます。

そんな中で、子どものやらなけらば
いけないことが滞っていたら…

お母さんの気持ちは
爆発してしまったりします。

ほんと、大変ですよねw
このパターンは、まさに昔の
うちのパターンでした(爆)
子どもの宿題をみていると
なんで、こんな簡単なことが
わからないの??とか、
これだけ時間かけてるのに
全然進んでない!とか
マイナスな面ばかり気になったり
してしまうのですよね。
この時って、お母さんの頭の中は
学校の先生を意識したり
周りの子どもと比較したり
我が子の成長よりも、
周りと比べて我が子は
どれくらい賢いのか?
という見方をしてしまうことが
多いと思うのです。

周りと我が子を比べて
お母さんが不安になると
子どもはどんどん自信をなくしていきます。

子どもの気持ちは?

学校に行きにくい子どもにとって
休み明けというのは本当に
しんどいものになります。

その上、お母さんにこっぴどく
怒られるような状況であれば
子供達の精神状態も追い込まれてしまいます。

でも、本当はみんなと同じように
できるようになりたいし
楽しく学校に行けるなら
それが一番最高だ!と思っています。
だって、今の日本では、
学校に適応していることが、一番
よいという風潮なのだから!

それでも、無理なんです。
頑張って、頑張って、周りがいうこと
一生懸命に頑張って…
周りが簡単にできることが
自分にとっては、本当にしんどい…
でも、理解してもらえない。
それは、とても辛いことなんです。

お母さんが手放す思考とは?

子どものことが心配だったり
不安に感じてしまうときって
周りと比べて…とか
年齢に比べて幼かったり
勉強ができなかったり
コミュニケーション力が低かったり
するときではありませんか??

人は、基準があることで安心しますが
逆にいうと基準から外れてしまうことで
大きな不安を感じてしまいます。

基準は、とても大切なことです。
でも、周りと比べての基準は
諸刃の刃なのです。
ですので、基準は、その子自身の中に
持ってあげて欲しいのです。
我が子だけの成長を見つめてあげて欲しい。
昨日の自分より、一歩でも
前に進めてたら良いのです。

昨日まで鉛筆を全く持たなかった子が
今日は手に持った!とか…

すぐに喧嘩になる子どもが
今日は、回数が少なかった!
とか、昨日の状態より
よりよく変化したところをみて
そして、子どもに伝えてあげてください。

子ども自身も、周りと比較する癖がつき
どれだけ頑張っても太刀打ちできない
絶望感を抱えているかもしれません。
周りなんて、どうでもいいのです。
その子自身の成長に注力すれば
いつの間にか、ものすごい力を
発揮できるようになります!
なぜなら、自分自身を信じられるように
なるからなのです。

お母さんは、我が子の成長だけ
見つめてあげたらいいのです。
周りと比べる必要なんてありません。
お母さん自身も、周りと比べなくていい。

宿題できてなくても
忘れ物が多くても
お母さんのせいじゃない。
子どもを使って自分の評価を
しなくてもいいのです。

本当に大切なのは
お母さんと子どもの幸せ
なのですから

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