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なぜ、傷つきやすくなったのか

こんにちは!

Prism校長のきよこです。

ある本で、昔の子どもは、学校の先生に叱られたり、叩かれたり、廊下に立たされても、次の時間にはケロッとして、元気に遊びまわっていたのに、現代の子どもは、傷つきやすくなったというような文章を見つけました。

その本には、昔の子どもも傷つかなかったというよりは、すぐにその傷を癒すことができたとも書いてありました。確かに、私の小学生時代は、いたずらしては、先生にげんこつをもらっている男の子たちがたくさんいました。「また怒られてる~」と笑いながらも、遊んでいたように思います。私自身は、怒られたくない人だったので、ハラハラものでしたが、一定数、やんちゃで、でも、みんなから愛されている子はいました。

しかし、現代では、やんちゃな子を嫌がる親御さんも増えてきて、「学級崩壊」という言葉も、よく耳にするようになりました。

私は、怒られるのが怖くて、先生の言うことをきっちり聞く子どもも、学級を崩壊させてしまうほどのやんちゃをしてしまう子も、同じように回復が困難なほど傷ついてしまっているからなのではないか?と思うのです。

では、なぜ、回復が困難な時代になってしまったのか?ということですが、本の中には、自分も、他人も信頼できなくなってしまったからだと書かれていました。

今、色々な研究が進み、HSPという「敏感すぎる人」という枠組みに入る人もいて、一概に環境のせいだけではないのだろうと思いますが、確かに「信頼関係」が希薄になっている風潮にあると思います。

日本人は、他の国と比べても、統計的に自己肯定感が低いと言われています。

自己肯定感が低いと、「こんな失敗した私はダメな人間だ」「こんな私は受け入れてもらえない」など、より一層傷つきやすい考え方をしてしまうのです。

では、なぜ、自己肯定感が低いのか?ということになります。

それは、他人と比較する考え方が浸透してしまっていること。

自分は、何がしたくて、何のために生きているのか?など、自分の本質について考える機会が少ないこと、話す仲間が少ないこと。

だともうのです。

なぜかと言うと、自分の本音に気づいていない人は、自分のことがわからず、自分の感情をコントロールできずに、必要以上に感情をぶつけてしまい、後で落ち込んでしまう・・・など、独り相撲をすることが多いからです。

だからこそ、自分を知ることや、本音で話せる場所はとっても大切なのです。

これは、子どもに限らず、大人にとっても大事です。

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