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オンライン大学院、国内か海外か

オンライン大学院で学ぶと決めたとき、国内か海外かまず選択しなければならない。国内と海外、どちらも一長一短だと思うが、私の場合は国内はあまり検討の俎上に乗らなかったのが正直なところ。なぜイギリスのオンライン大学院を選んだのか、少し思い出してみたい。

1. 英語で修士論文をかける

一つ目の理由は英語を磨くことができること、そして学位論文を英語で書けることであった。私は自分に能力がないことは自覚があるが、そのくせ将来的には博士課程に進みたいと思っている。そのため、修士課程修了後に博士課程に進める大学院の幅を広げる必要があった。単純に考えて、日本語で修士論文を書く場合、日本の大学院で博士課程に進む道しかないが(しかも必ずしもすべての大学に博士課程があるわけではない)、英語で書いておけば日本の大学院にも、そして海外の大学院にも広く応募することができ、結果としてどこか世界には自分を拾ってくれる大学院があるのではないかと考えた。

2. 歴史に裏打ちされたカリキュラムの安心感

オンライン大学院をインターネットで調べたとき、イギリスは日本と比べてオンライン教育が早くから発達していることを知った。詳細はわからなかったが、長い歴史があるのであれば大丈夫なのだろうと楽観的に考えた。そのうえ、私の通う大学院ではオンラインで修士号を取得した場合でも、通学の修士号と取り扱いが変わらない(学位記にもオンラインという記載はない)という事実もしっかりとカリキュラムの質が担保されている印象を受けた。

3. ニッチ戦略

単純に日本でオンラインや通信で修士を取得する人よりも、海外でオンライン修士を取得する人の方がニッチで希少価値があるのではと考えた。希少価値と言っても大げさなことでなく、例えば自己紹介した時に珍しがられるのでは、誰かに面白がってもらえるのでは、とかその程度。またニッチという意味では、現在通っているコースは日本ではあまりないコースであるので、その点も私にとっては魅力的だった。私の印象ではイギリスのオンライン大学院は日本のオンライン大学よりもコースが細分化されており、沢山の選択肢から自分によりあった内容を選べるように感じられた。

海外大学院というと英語がネックになるように思われるが、(コースによるが)英語を話す機会は多くないし、読み書きは現代のテクノロジー(DeepLいつもありがとう!)で相当程度カバーできる。海外オンライン大学院お勧めかも!?

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