初めて彼女が出来た時の失敗談vol.1前編

今回は、僕が青春時代に初めて彼女が出来て浮ついていたいた頃に犯した失敗談を、投稿させて頂きます。

18歳の夏、僕は間もなく誕生日を迎え19歳を迎えようとしていました。

しかし残念なことに、僕は高校時代から続く10連続告白失敗という、不名誉な記録を打ち立てていたこともあり、まだチェリーボーイ真っ只中の青年でした。

高校卒業し大学に入ってからも、コンパとバイトとスロットに明け暮れる日々を過ごし、19歳まで僅か2ヶ月余りとなり、僕はこのままチェリーボーイのまま時が過ぎていくことに、途方に暮れていました。

そんなある日、僕はいつものように居酒屋でバイトをしていたところ、カウンターに綺麗な女子大生が2人お客さんとして来客されました。

当時は、蛯原友里のエビちゃんことお姉系ファッションが名古屋を賑わせており、女子大生もまたお姉系ファッションを身にまとい、とても大人風な2人組でした。

僕はその日は厨房で、一品料理と揚げ物担当をしていたのですが、オープンな厨房でしたので、僕の作業場から、女子大生2人がすぐに見えていました。

僕はその2人を気にしながらもバイトの仕事をしながら、料理を提供していました。

「は〜…目の前に綺麗な女子大生2人…今から遊びにでも行くのかな〜。」

そんな気持ちで仕事をしていた僕に、突然の奇跡が舞い降りたのでした!!

ホールスタッフが忙しくていなくなってしまい、たまたま僕が、女子大生のカウンターへ料理を持っていくことになりました。

よし、ラッキー!と思いつつカウンターへ料理を運ぶチェリーボーイな僕。

すると、女子大生が話かけてきたのです。

「ね〜、お兄さんカッコいいね!大学生?まだ若いよね?」

僕はカウンター越しに話かけられる不意打ちのカウンターパンチに、一瞬ノックダウンを取られそうになりましたが、場数は踏んでいたこともあり、反撃の切り返しをしました。

「ありがとうございます!まだまだピチピチな18才でっす!」

ウケる女子大生達。

内心ガッツポーズの僕。

しかし、さらなるカウンターパンチを放り込まれました。

「お兄さん、今日この後予定ある?この子がお兄さんのことタイプみたいだから遊びたいって〜」

僕は膝から崩れ落ちそうになるのを堪えながら、

「もちろん、空いてます!」と返事をしました。

そして、僕はその奇跡的な出来事に興奮を抑えられず、バイトが終わるまで、ありとあらゆる妄想をしました。

(これ、絶対イケるパターンだよな…)
(こんなことありえるか?騙されてないか?)
(まあ、ワンナイトでも全然いっか!)

そうこうしているうちに、バイトが終わり、外で待機してくれていた女子大生達のもとへ向かいました。

「終わったけど、どうする?」

ドキドキしながらも、僕は余裕をかましたフリをして話しました。

すると女子大生の1人が、

「私一人暮らしなんだけど、私の家で遊ばない?」

僕の頭の中は、その瞬間お祭り騒ぎです。

そしてもう1人の女子大生は、気を遣ってくれ、そのまま帰っていきました。

僕はこうして、18歳を終える間近に、最高にして最大のビッグチャンスを掴み、女子大生を自分の車に乗せて、女子大生の住む家へと車を走らせました。

果たして、チェリーボーイの夢は現実となるのか…

次回、この後起きた展開、そこからの失敗について投稿させて頂きます♪

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