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質的栄養失調 ~たんぱく質~

皆さん、こんにちは!

セドナ治療院グループ 公津の杜院の篠原です。

睡眠についてシリーズでご紹介してきましたが、今回は栄養についてご紹介していきます。

皆さん、「質的栄養失調」という言葉を聞いたことがありますか?ない方のためにご説明させていただきます。質的栄養失調とは「糖質過多・タンパク質不足・ビタミン&ミネラル不足」です。これを低糖質・高タンパク質・高ビタミン&ミネラルに変換していきたいです。

思い返していただきたいのですが、夜中のカップラーメンや仕事や家事、人間関係から甘いもの、清涼飲料水の過剰摂取など心当たりはありますか?

「最近、眠れない日が続いている」「落ち込むことが多い」「やる気が出ない・不安」といった心の不調を感じている方が増えています。もしかしたらこの症状の原因は身近にあるかもしれません。それは「栄養」です。

勘違いしている人の中で「野菜をたくさん食べているから栄養は大丈夫」という人でも栄養失調に陥ります。その欠けているモノの代表がたんぱく質と鉄分です。また、栄養素が足りないだけではなく、身体に害のある食事をしている人が増えている状態です。

今回は「たんぱく質と鉄」についてご紹介していきます。

欠けている栄養素 たんぱく質

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たんぱく質というと筋肉のイメージが強いかもしれませんが、実はたんぱく質は身体そのものの原料なんです。血液や臓器・筋肉、分泌されるホルモンなどそれらの機能を正常に働かせてくれるのがたんぱく質の役割です。

お肉を食べると胃もたれするという風に解釈している方も多いのかもしれません。その「お肉を食べる=胃もたれ」という公式こそがたんぱく質不足の原因かもしれません。

胃や腸などの消化器官や分泌される消化酵素もたんぱく質で出来ているのです。ですから、たんぱく質が不足すると、胃腸の機能や消化酵素の分泌が悪くなり、お肉を食べると結果的に胃もたれが起きてしまうという状態を引き起こしてしまうかもしれません。

現代人の身体を質的栄養失調に陥れている元凶ともいえるのが糖質です。その代表が白砂糖。お菓子やジュースなどに含まれています。また、ご飯や麺、パンといった炭水化物に含まれる糖質も見逃せません。特に忙しい方は朝はパンとコーヒー、昼はパスタやラーメン、夜はカレーライスと炭水化物がメインの食事で終わらせている方が多いのではないでしょうか。

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糖質主体の食事は、たんぱく質や鉄が不足しやすい点に加えて、糖質によって急上昇した血糖値を下げるために分泌されるインスリンを合成する過程で、たんぱく質(アミノ酸)が使われ、ビタミンやミネラルも消費されます。

つまり、糖質を取るということはタンパク質やビタミン・ミネラルを浪費するということ。質的栄養失調から脱却するためには、糖質にまみれた生活から抜け出す必要があります。

そして、たんぱく質は三大栄養素の一つ。身体を構成する骨や筋肉・皮膚などの「身体を作る」材料になるものです。血液にもさまざまなたんぱく質が含まれますし、代謝の働きを助ける酵素や内分泌を担うホルモンなどもたんぱく質が材料ですから健康な身体を維持するために欠かせません。

たんぱく質は英語でプロテインと言いますが、その語源はギリシャ語で「もっとも大切なもの」を意味しており、とても重要かが分かりますよね。

人の身体は数十兆もの細胞から成り立ち、分解と合成を繰り返しています。細胞が生まれ変わる時期は部位によって異なりますが、肝臓の細胞は約2週間で、血液中で酸素を運ぶ赤血球は約120日で新しい細胞と入れ替わります。

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たんぱく質が足りなくなってしまうと様々な器官が正常に働かなくなり、食べたものを消化・吸収する働きにも悪循環をもたらすことになります。

意外に思われるかもしれませんが、心の働きを支えるのも身体なのです。それはたんぱく質が体内の神経伝達物質の原料にもなるから。たんぱく質が不足してこれらの物質を十分に作ることが出来なくなると精神的にも不安定な状態に陥ってしまうのです。

たんぱく質すごく重要な栄養素なんです。身体の根本となる栄養ですので、これを読んでくださった皆さんの参考になったら良いなと思います。

食事から身体の内面から健康になりましょう。次回は鉄分についてご紹介していきます。

セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院

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