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釧路の中心でごはんを食べる

港町釧路の定番グルメ…というと、海鮮のイメージがあるが、もちろんそれだけではない。
とにかく旅行中に定番グルメを食べまくりたい!しかしそんなにお金はかけたいわけではない!という、食欲とセコさのせめぎ合いの中での、食べ過ぎ覚悟の食べ歩きメモ。

ここでは載せきれなかった写真も、本サイトの元記事ではたくさん載せていますので、ぜひご覧ください!


つぶ焼 かど屋

釧路に来たら、個人的には絶対に外せない「つぶ焼 かど屋」。
料理メニューは、つぶ焼きとラーメンのみ。つぶ貝の中に満たされたタレが、貝の身から滲み出るダシと口の中でハーモニーを奏でてなんちゃらかんちゃらで、とにかく美味い。

つぶ貝の中に注がれたタレが美味い。きっと秘伝に違いない。

つぶ焼の貝は熱々。素手で持つと火傷してしまうので、お手拭き紙で貝殻を包むようにして持って口元へ運び、「あちち、あちち」と分かりやすいリアクションをしながらタレをすすった後で、串で身を取り出す。一発で取り出すことができた時は気持ちがいい。取り出せなかった時は、貝の口を下に向けて、トントンと叩きつけると、奥の方に残った身がポロリと出てくる。

炉ばた 番小屋

釧路の飲食店が集まる歓楽街には、炉端焼きのお店が多い。ここ「番小屋」も人気店のひとつ。予約をしていくのが確実。

この日は開店と同時に訪問。予約が入っているので1時間なら大丈夫…ということで、ひとり、食事を楽しんだのだった。

イカのゴロ焼き。イカが好きすぎるので、むしろイカだけでもいい。

レストラン泉屋(スパカツ)

釧路のB級グルメ、釧路のソウルフードといえば、スパカツ。スパゲッティにトンカツを乗せ、ミートソースをかける。そのままのネーミングじゃないか、という無粋なツッコミはやめてほしい。
泉屋は、スパカツの他にも、あんなスパゲティやこんなスパゲティが用意されている。写真の通り、量はかなりボリューミーだ。

鳥善(ザンギ)

ザンギは、鶏の唐揚げのこと。骨付きザンギと骨なしザンギがある。
ここ鳥善のザンギは、外はサクッと揚がっていてい、下味の染み込んだ中身はジューシー。甘口のタレを付けて食べてもいいし、付けなくても美味い。
自分が店内で食べている間にも、近隣の顔なじみと思われる方たちのテイクアウトの注文が次々に入ってきて、地元の人気店なのだと知る。

骨付きザンギの場合は、食べ終えた骨はお手拭き紙の上に置いていく。ご主人がなかなか個性的な方で、そんな「お作法」を教えてくれたり、小皿にタレを作ってくれたり、あれこれお話をしながら世話を焼いてくれた。
ひとりで静かに食べたい人には向いていないかもしれないが、こんな交流も釧路の食べ歩きの思い出になる。

つんどら

昼呑みのできるお店。とにかく安い。物価が値上がりする中で、この値段設定の心意気がすごい。
この日は、ワンコインラーメン(500円)のエビだしラーメンと、つぶ焼き、たるハイを注文。

魚政(さんまんま)

釧路フィッシャーマンズワーフMOO内の「魚政」の「さんまんま」は、お土産でも人気。イートインスペースもあるので、その場で食べることもできる。

秘伝のタレに漬けたサンマの身で、大葉をはさみ込んだ炊き込んだご飯を包み込む。サンマのパリッとした皮の食感と、口の中でほろほろと崩れる身の食感が、口の中でハーモニーを奏でてなんちゃらかんちゃらで、とにかく美味い。4切れでは足りない。満腹になるまで食べてみたい。

以上、釧路の定番グルメでした!

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