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セカンドハウス計画①: 土地探し

コロナ罹患騒動から早10か月。すっかりリモートワークも慣れてきて、最近は出社も月1~2回程度になってきました。逆に毎日通勤はもう無理かもしれない…

で、いきなりですがセカンドハウス計画が持ち上がりました。移住・定住ではなく、都内と地方を行き来するデュアルライフ・二拠点生活という考え方にはもともと興味がありました。子どもが生まれてからはなおさら、自然の多い環境で遊ばせてあげたいなと。コロナ禍でも沖縄でワーケーションを試してみたり、ステイケーションってことで都内や山中湖、修善寺、南紀白浜などのホテルに宿泊してみたりしたものの、もう少し落ち着いて過ごせる場所、かつ何かあった時に逃げられる場所、そして自分たちの好みを存分に反映した場所があってもいいのではと思うようになりまして。3月ぐらいからぼちぼちと関東近郊(自宅から車で1.5時間ぐらいでいける範囲)で二拠点目の候補地を探し始めました。

場所探し:一番行きやすくて、暮らしたいところは?

最初に見ていたのは伊豆・熱海・湯河原あたりの中古別荘。The 別荘地の軽井沢・那須は東京西部の我が家からだと行きづらく、房総は夏涼しくなさそうでパス、長野方面もちょっと遠いし、箱根はお高い・・・ということでネットで夜な夜な伊豆や熱海の物件を探し資料請求してみたものの、どうにもいまいちピンとくるものがなく。そもそも伊豆は思ったより遠くて行くのが大変そう、熱海は海沿いでいいけど夏涼しいわけではなさそう、湯河原も温泉いいけどやっぱりアクセスがちょっと不便かも。我が家は東名東京ICから比較的近いので、東名一本で行けて、かつ夏涼しいところがいいのではという話になり、1時間ほどでいける御殿場近辺をターゲットに変更しました。中央道で山中湖・河口湖というのも魅力的ではあったのですが、冬場積雪が多いところはノーマルタイヤでは行けなくなるから×ということになり、そこまで雪が降らない(=積もらない)けど標高が高い(=夏涼しい)富士山南側をターゲットに。

富士山南側の別荘地としてまず出てくるのが静岡県裾野市にある富士サファリパークのお隣、十里木エリア。じゅうりぎ、って最初読めなかったです。ここは結構標高も高くて1000m近くあります。実際にいくつか物件も見させて頂き、別荘地ってこんな感じなんだというイメージを持つことができました。また中古物件が本当にピンキリなのも実感。ぱっと見、いいなと思っても素人目にはどこが問題なのかはわかりづらく、後々いろいろ出てきたとしても対応が大変そうだなと。しかもこのコロナ禍で別荘・セカンドハウスプチバブルなのかそこまで安い訳でもなくて。もちろん数百万円の物件もあったりするのですが、リフォーム代だけでものすごいかかりそうだし。

あとは、十里木は結構木々が茂っている場所だったこともあり(それはそれで趣があって素敵なのですが)、なんとなくもうちょっと明るく開けた感じの方がいいよね、とか、火山岩がゴロゴロあるので息子が庭で遊ぶのは難しそう・・・などが見えてきて。

でも御殿場IC、そしてもう少ししたら東京方面も開通する新東名の新御殿場ICからのアクセスを考えるとやっぱりこのあたりがいい気がする。御殿場市内はそこまで涼しくないけど、ちょっと車で走れば富士山の裾野だから標高も高い。そして御殿場はアウトレット以外にもお店が多く、買い物や外食にも困らなそう。ということで元リサーチャーの本領発揮、調べまくりました。どうやら1970年代の別荘ブームの頃、富士五湖近辺を中心に大別荘地開発が進んでいたようなのですが、それより前は御殿場が当時の知識人・有名人の避暑地だったようで。確かにアウトレットのすぐ近くにあるとらや工房(大好き)は旧岸信介邸のお隣だったりもしますしね。某研究論文まで見つけてきて、どうやら静岡県駿東郡小山町の須走というエリアがかつて別荘地だったことを見つけました。

土地探し:ご縁とタイミングですね

須走の中で最初に見たのが、現在ホシノスミカという名の別荘地。かつては紅富台という名のエリアで、道の駅すばしりからすぐの場所にあります。天恵という温泉施設(現在休館中)もあり、静岡県で様々なアミューズメント施設を展開する時之栖さんが管理しています。ここでいくつか土地を見せて頂きました。静かな環境でいいね!と気に入ったのですが、どうやら先方の事情で購入には時間がかかる様子・・・ちょっとタイミングが合わない感じだったので他にも調べてみようかとなり、地元の不動産を訪ねてみたり、再び深夜のネットサーフィン。

そこで見つけたのが今回の土地なのですが、ひょんなことから当初の想定の半額以下で購入できることになりました。実は最初に見せてもらった土地は伐採・伐根済みでとても見晴らしがよく、見た瞬間にいいよねとなったのですがお値段はまぁそれなりにしまして。で、価格交渉をお願いするつもりでいったん帰ったのですが、その日の夜中にそのすぐお隣が破格の値段で出ていたのを発見しました。我ながらよく見つけたと思う。。

このエリアも元々は別荘用だったようですが今は定住者の方が多いようです。現状別荘地という形ではないので管理費もかかりませんし、上下水道や電気も近くまで来ているので工事もそこまで大変ではなさそう。もちろん樹木の伐採や整地は必要ですが、それまで見てきた様々な土地(ものすごい傾斜地とか、どこがお隣との境かわからないぐらい鬱蒼としてるとか)よりは明らかに楽そうです。標高も830mぐらいはあるから、都内よりは真夏でも5度ぐらいは涼しいんじゃないかと(御殿場市内よりもだいぶ涼しいそうです)。でも残念ながら富士山は見えなさそうです。まぁ、地元の不動産屋さんとかに聞くと、その辺歩いてたら富士山見えるから、という感じでした。地元の人にとっては当たり前すぎて、そこまでこだわってないのかな。

というわけで現在申し込みをして売主さんの返答待ちの状態です。まだまだ先は長いですが、セカンドハウス実現に向けての第一歩。まだどこの会社に設計・施工をお願いするかも全く決めていないので、これから徐々に進めていきます。来年の夏は涼しいセカンドハウスで過ごせるといいなぁ。

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