見出し画像

セカンドハウス建築計画④:RFP(コンセプトノート)の作成

土地手続き完了

めちゃくちゃ暑かった8月某日、売主、買主、司法書士、不動産会社の皆様ご参集頂いて銀行にてお金のやり取りも終わり、須走の土地の所有権が無事移転することになりました。なんか不思議な気分。しかし銀行の窓口でそれなりの金額を振り込むとすごい手数料かかるのね。最近ネットバンキングしか使ってないから知らなかった…

RFPの検討

そしてそんな日から早3ヶ月弱。何もしてないわけではないのですが、あっという間に過ぎてしまっております。まず何をしてたかというと、コンサル用語(IT用語?)で言うところのRFP=request for proposal、つまり建築会社や設計士さんにお願いしたい要望をまとめ、ハウスメーカーから地元の工務店、はたまた設計士さんを沢山抱える会社などに当たっていたのでした。

夫とそれぞれの想いをまずは箇条書きで書き出すところからスタート。やりたいこと、欲しいもの、実現したい生活などがあれもこれもと出てきます。例えばリビングに求めるものとしては
・天井高をなるべく高く
・開口部の大きな窓
・薪ストーブ
・シーリングファン
・家族や友達が沢山集まれるスペース
などなど… またこのリモートワークフル活用の中ではそれぞれのワークスペースが必要ですが、夫は自分の書斎からガレージが見えるようにしたいとか。私も茶道が趣味なのですが、できれば茶室としても使える和室を設けて、普段は客間として使いたいとか。趣味から実用から要望が出てから出てくる。とりあえず全部盛り込んだらすごいことになりました笑。

ひとまず足したところで、コンサル夫婦(私は元、ですが)の性として、とりあえずドキュメントに落とすには全体構成から。ということで、息子がお昼寝中に家族会議。仕事よりも真剣。そりゃそうか、こっちはお金貰うんじゃなくて大金払う方ですからね。

RFP、どんなもの?

後日、建築会社各社に見せたら営業マンからこんなの作った方見たことないと言われたRFP、もしくはコンセプトノートと言った方がいいのかな、の目次だけ公開してみます。誰かの参考に…なるのかな?

1.背景・目的
2.所与の条件
3.要決定事項 : セカンドハウスの形状及びその工法 
4.セカンドハウスコンセプト 
5.ステージ(増築・増設などを進めていくことを前提とした実現タイミング) 
6.優先順位基準
7.希望要件 
   1. 全体
   2. 要素ごとの広さ 
   3. 大凡の位置関係 
   4. 納期
8.要素ごとの詳細要件項目 (リビング、寝室、子供部屋お風呂…と各部屋ごとに作成)
9.建築設計士・工務店への要求事項

特に伝えたかったのは、やっぱりなぜセカンドハウスを作りたいのかという1の部分と、4のコンセプトに集約した我々が大事にしたい考え方のところですかね。やっぱり、根底にある想いを理解してもらうのが大事だと考え、結構議論してまとめました。ボリュームが一番多いのは8の各部屋ごとに欲しい要素で、これは正直まだまだふわっとしたものですが、それでもいろんな夢を詰め込んでいます。

コンセプトはこんな感じ。「セカンドハウスだからこそ」「快適性・利便性」「安全性」の大きく3つに分けて、それぞれ大事にしたいことを書いてます。

例えば「セカンドハウスだからこそ」ではホテルやリゾートのような非日常性とか、全部を一度に作り込まなくてもどんどん使いながら深化(進化というよりあえての深める方)をしていくとか、そういうことを理解して提案してくれる会社さんと一緒に考えたいなと。

全部で30ページ近くある大作ですが、実際に各社にぶつけてみて少しずつ変化したり、やっぱりここまでは現実的には無理かなとか、色々変わってきましたが、最初に夫婦の認識合わせをしたのはよかったと思います。このやり方が他の家庭にも合うのかどうかというと、ちょっと我が家は特殊かもしれませんが笑。

これを踏まえての各社巡りについては別途書こうと思いますが、なかなかここにお願いします!というところが決められずにおります。その結果、どんどん完成予定が遅れていく… けど妥協もしたくないし、セカンドハウスなのでそこまで期限が切迫してるわけでもないこともあり、まだまだ時間はかかりそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?