ふりだしにもどる

百日紅が庭に咲いている 荒野に死体が転がっている
唇がひび割れてうまく話せない
魂が死と交差するとき 瘴気が頭を掠めるとき

病気を首からぶら下げても ナイフをポケットにしまっても
いずれ同じ 光はあなたの目を焼くだろう

端から端まで 切り揃えて 草臥れて
出るのは燃やせないゴミ

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