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【詩】垂らしてゴー

街に雨晒し
消えてくれないのは人の死体
教会の鐘が鳴り響く時間
錆びた鍵回して入る部屋

勝利の日々は終わった
そんなものはいつあったかも知らないが
勝利の日々は終わった
そんなものはいつあったかも知らないけれど

にんじんぶら下げて
涎垂らしてしっこ流して
雨に濡れる
気持ち誤魔化して
涎垂らしてしっこ漏らして
くすんだ色でゴー

余計なものなんて欲しい
所詮は基盤でした
余計なものなんて囲まれたい
所詮は詭弁でした

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